Windows95というものが、世に登場してからと言うもの世界が変わった。
何より、パソコンは一部の詳しい連中かいわゆるそういう業界の人だけが、
使うものだと誰もが思っていたわけで、、、。
事実、私が今の会社に入社した時はオフコンと言われる(たぶん、DOSだったのかな)
ものや、ワープロぐらいしかなかった。
別にうちの会社がやたらと時代遅れだったとか、パソコンに明るい人がいなかったとか
そういうわけでは無い。(でも、明るい人は少なかったかも)
それから4年ぐらいしてW95が出てからは、あっという間に世界はビルゲイツじゃなかった
マイクロソフトの手に落ちたのである。(-_-;)
まあ、それは世の中を飛躍的に発展させたという点では、たぶん産業革命以来の大発明と
言ってもいいくらいだったんでしょう。
いったい、昭和天皇が崩御し、年号が平成に変わった頃には誰が今のような世の中を
予想していたのでしょうか?
話は突然変わって、実は今私が会社で使用しているパソコンが異様にトロいんです。
確かにずいぶんと古い方ではあるんだけど、使っている人間も古いので我慢して使っているわけですが、最近やたらとフリーズしっ放しである。
別にメモリーが不足しているとか、余計なデータを貯めこんでいるとかそういう分けでも
ないんだけど、とにかくひどい。
私も以前本社部門にいた時に、PCなんかを管理する「システムアドミニストレータ」的なことを
やっていた時期がある。
そん時は、各部所から引き揚げてきたダメPCを一度リカバリーして、工場出荷状態に戻し、
ウィンドウズアップデートにウィルスソフトやオフィスソフトなんかを再インストールして、
復活させてあげることにプチ満足感を得ていた私。
「お~、よみがえったねえ~。サクサク動くし、新品と変わんないんじゃないの?」
「生まれ変わったんだから、明日から元気に働いてね~。」
と、そこにはリカバリーして復活したPCを我が子のような眼差しで見つめる、すこっちがいた。
だけど、時代は変わり、いつの間には会社はそんな「なんちゃってシステム屋」が好き勝手を出来るような風潮ではなくなってしまった、寂しい限りである。(-_-)
今となってはどこからか連れて来たような専門のSEもどきの方が管理職となって、
そのお役目を仰せつかってはいるが、何かを頼んだり、相談しようものなら
「こっちは忙しいんだよ!あんたの世話ばかり焼いてられないっつーの。」
と「けんもほろろ」に扱われる始末。(-_-;)
(もうちょっと、愛情があってもいいんじゃない?)
まあ、あたしゃあ腕は偽物だったろうけども、そんな対応はしなかったけどね。
そんなわけで、当然私のPCがサクサクとんがりコーンに変身するというリカバリーを
掛けられるわけでもなく、今日も中トロいや大トロのPCと格闘の日々なのであります。
皆さんも感じたことがあるでしょうけど、このパソコンが遅いのってかなりの
フラストレーションですよね~。もう、いつ阿修羅マンの顔が「怒り」に変わってもおかしくない。
たまたま、私の隣の席の住人が長期離脱してしまっていて、そのPCは新しいので
それを私の助っ人「キン肉マングレート」として使って何とか凌いでいるのが現状であります。
「あ~、神様!私にサクサクとんがりコーンのパソコンを与えたまえ~。」
そうでなかったら、
「あ~、私もパソコンのように人生をリカバリーしたい。」