天皇の仕事って実は、超ハードなのですね | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

最近の大きな話題と言えば、「天皇退位の特例法成立」でしょうか?

 

あんまし知られていないんですけど、天皇仕事って結構なボリュームなのです。

憲法で定めれた国事行為には、内閣総理大臣の任命、最高裁判所長官の任命、

憲法の改正・法律・政令及び条約の交付、国会の召集、衆議院の解散などここまでは

学生時代に教科書で習ったようなことですよね。

 

他にも、皇居・宮殿での行事や全国各地の式典への出席、福祉関係施設への訪問、

災害地の見舞い、外国訪問、外国からの来賓の応対などなど、そもそも国事行為っていう

くらいだから、「ごめん、疲れたから休むわ!」みたいに自分の都合で断るということが

そもそも出来ない。

 

「いいよね~国費でお気楽に生活出来るんだからさ~。」みたいに考えるのは

見当違いも甚だしいのである。(-_-;)

 

なにせ、ちなみに2013年に天皇がした仕事をリストアップすると、

 

・書類に署名・押印した数 約1,000件

・主催した行事の数 約230件

・会った外国のVIPの人数 31人

・着任・離任の駐日大使との謁見数 41か国

・外国へ派遣する日本人大使との接見数 98か国

・外国元首への祝電・弔電・見舞いの電報数 610件

 

ほかにも全国戦没者追悼式や全国植樹祭や国民体育大会に出席したり、

あとは天皇誕生日や1/2の一般参賀に歌会始などなど

 

これを私達の前では顔色一つ変えずに、こなしてこられているんだから

ホント大したもんです。

 

ちなみに、宮内庁のHPを見ると今上天皇・皇后のスケジュールが閲覧できる

仕組みになっているんだそうです。http://www.kunaicho.go.jp/

 

さらに、これだけじゃあないんですね。

 

「宮中祭儀」と言って、ようは天皇家に連綿として受け継がれてきた行事として

11/23の新嘗祭に代表されるような天皇自らが神主のような出で立ちをして、

神にお供え物を奉納したり、祈るという儀式がある。

 

これもけっこうハンパない回数なのである。(-_-;)

 

う~ん、確かにこれを高齢になってやり続けるというのは、かなりのハードワーク。

退位というのも「ガッテン」なところもありますな~。

 

ロイヤルファミリーって大変なんだね~。

http://ameblo.jp/scotch0711/entry-12186395665.html

 

ちなみに、日本国憲法では天皇および天皇家の人々は「一般の日本国民」では

ないんだそうです。(でも国籍は日本国籍)

 

だから、憲法第3章が定めている「国民の権利及び義務」は適用されない。

つまり、「職業選択の自由」が無いので、天皇以外の職業を選択することが出来ない。

 

他にも天皇とは、「苗字が無い」、「選挙権が無い」、「パスポートを所持しない」

などなど皇族って知らないことが多いんですよね。

 

実は、私も歴史に興味を持ち出してから「天皇家」への興味が湧いてきたのです。

知れば知るほど、なかなか面白い。!(^^)!

 

何度か存続の危機に陥ったこともあるけれど、

新しい天皇が即位されるときには、

「三種の神器」http://ameblo.jp/scotch0711/entry-12227752332.html

を始めとして、興味を持って

即位式を拝見したいものです。

 

もちろん、その日はお休みなんだよね。(^o^)