ドラえもんの生年月日を皆さんは知っていますか?
2112年9月3日なのです。
そう、まだ生まれていないんですよ。
だけど、ドラえもんの連載がスタートしたのは、1970年(昭和45年)なのです。
そこから数えると、来年で47歳ということになりますかね。
これって、私と同年代。工藤静香や城嶋茂、ナインティナインの岡村も同じ年です。
ドラえもんに出てくる登場人物や雰囲気などは、今さら説明する必要もないと
思うので、あえて説明はしませんので、皆さんついて来てくださいね。!(^^)!
さて、このドラえもんに登場する、ある意味「ボスキャラ」的存在と言えば、
もちろん「ジャイアン」でしょう。
のび太やスネ夫、そしてしずかちゃんからも恐れられ、その圧力はハンパない。
映画では、義理人情に熱いところも強調されたりしているけれど、
やっぱり、ガキ大将的な存在感は申し分がない。
彼の得意(!?)としているのが、そう、歌なんですね~。
でも、それって、周りの人にとっては、ただの騒音でしかない
誰もが迷惑以外の何物でもないと思っているのに、、、。
誰も逆らえないし、誰も文句を言えない。
本人は至って、涼しい顔。
これって、どこか世間の仕組みと似ている気がする。
当然社会にも、「ジャイアン」的な人が存在する。
そして、その人は周りの迷惑はあまり気にしていない。
結局、物分りのいい人が「仕方ない」、「しょうがない」という
呪文を唱えながらグッと胸にしまい込むのである。
「ジャイアン」はいつまでも「ジャイアン」であり続け、
のび太やスネ夫たちが、「ジャイアン」の立ち位置に立つことは無い。
そして、今日もどこかでジャイアンリサイタルが開かれ、
彼の美声(?)を聞かされ続けているのである。
誰か、思い切って言ってくれよ!
「お前の下手くそな歌なんか、もううんざりだ~。」
「はっきり言って、騒音なんだよ~、もうやめろー。」
でも、誰も言えない。 なぜなのか?
そう、それは波風を立てたくないからさ。
おりこうさんにして、自分に火の粉が振りかからないように
生きていた方が楽だから、安全だから。
ある意味、防衛本能だ。
でも、そのままじゃあ、のび太はのび太。
スネ夫はスネ夫のまま。
現実の世界にはドラえもんの存在も、四次元ポケットも、秘密道具も
もちろん、無い。
「ジャイアンリサイタル」から解放される日は来るのだろうか?