どうも、ご無沙汰です、スコッチです。
なかなか鑑賞するタイミングが無かったのですけど、ようやく
今、「君の名は」と双璧をなすアニメ映画「この世界の片隅に」を
鑑賞して来ました。
率直な感想としましては、いやあー主人公の「すず」さんのなんだろうね~
ほんわかとした天然のキャラが次から次へと来る困難な状況を彼女なりに
前向きに克服して行こうという姿勢が大変感銘を受けました。
声優役の「のん」さんもマッチしてましたね。
だけど、ちょっと気になったのが、ずいぶんと展開が速いのよね、この映画。
なんというのかな~。今スクリーンで展開されている状況を鑑賞者が把握して
感傷に浸ろうかなあと思っている間に、次のシーンに映画は進んでしまう。
確かに、映画「君の名は」も展開が速い映画だった。
中には2回観て、ようやく内容を理解したという人の話も聞いたことがある。
今回の展開の速さは、「君の名は」とは違うタイプのものだけれど、
メリハリの付け方をもう少しはっきりとすれば、映画の上映時間も抑えられたろうし、
鑑賞者を引き込むことも出来たかもしれないと思う。
(あくまで、私の私感ですけどね)
う~ん、最近観ている人がいつの間にか置いてけぼりになってしまう
映画って多いと感じるのは、私だけでしょうか?
でも、この映画を観て勇気をもらったことがありました。
主人公の「すず」さんが自分の意思とは無関係にどんどんどんどん自分の
生き方を、周りの第三者的要素で決められて行くんだけど、
どんな状況にあっても、その状況を在るがままに受け入れて、常に前を向いて
生きて行こうという、その姿勢。
当然、途中で挫折というか諦めようかと思うシーンも出てくるんだけど、
でも、思いとどまる。そして、現状から逃げずに、向き合っていくんだよね~。
これは、今の私の現況に照らし合わせると、目からウロコでした。(>_<)
仕事が目いっぱいの状況で、現状から逃避したくなるような毎日。
そんな私には、本当に良いエールをもらった気がします。(^○^)
前の前の状況を、嫌な気持ちでやっても、
前向きな状況でやっても、どうせやらなきゃならないんだったら。
なんだかんだ言っても前向きな気持ちでやった方がまだ、健全。
その方が、精神衛生上もいいわけで、、、。
そういう意味では、私にとっては発想転換の良いきっかけだったかな。
明日から、また頑張ります。!(^^)!