私の寝床には携帯ラジオが置いてある。
つまりは、寝る前の数十分、若しくは朝起床するまでの数十分だけでも
ラジオフリークの私はついつい、スイッチを入れてしまう。
そうすると、そのまま寝てしまっていたらたぶん、聞けなかっただろうと思われる
大変興味深い話を小耳に挟むような時がある。
例えば、この前も「ラジオ深夜便」というNHKラジオ第一で放送している番組で
今、話題の若手作家とキャスターの対談が流れていた。
その作家は作品名を聞けば「あ~あれ書いた人ね」と分かる方だったのだが、
まあラジオの対談番組でなければ、呼ばれないだろうなという方である。
ところが、である。この作家がまた、そのキャスターと妙に味のある話をするのである。
テレビや雑誌と言う媒体では、けっこうな打ち合わせもあるだろうし、時間も取るので
本人の赤裸々な部分と言うのはなかなか見えてこない。
そういう意味では、ラジオの「ちょっこっと対談」の方が、その人の人間性や意外性なんかが
垣間見え、調子に乗って冗舌になり、こぼれ話を披露してくれることがあるのだ。
そんな、こぼれ話を聞けた時が、最近の私の「プチ得感」を感じる時だ。
まるで、「卵を割ったら、中から君が二つ!」みたいな心境である。!(^^)!
これを聞くためには、常にラジオと言う網を張っていなければならない。
だからと言って、そのタイミングで聞いた放送で味のあるイイ話が聞けるという
保証はない。
今では、スマートフォンでラジオ視聴も可能だが、ラジオには音しかないという
ところが、実はアナログチックさを残したキラーコンテンツなのだ。
そして、ラジオで覚えた話って意外と忘れずに覚えていたりする。
これも、「耳学問」の成せる業なのかもしれないですな~。(^○^)
みなさんもこのラジオの「ちょっこっと対談」に耳を傾けてみませんか?
そして、「プチ得感」を味わってみませんか?
ちなみに、この「ちょこっと対談」はNHKラジオの方が多いかも。