私が映画館で映画を鑑賞するときに、もちろん内容を吟味してから観に行くのだけど
じゃあ、ジャンルで言ったらなにが好きかというと、、、。
3番目はドキュメンタリータッチな映画。最近観たのものでいうと、
マイケルムーアの「世界戦略のススメ」かな。
2番目はほっこりする人間ドラマ的な映画。「海よりもまだ深く」は良かったね。
(樹木希林さんが、いい味出してます!)
そして、1番目は実は「泣ける映画」なのである。
だれですか~。「年齢とともに、涙腺が緩むからでしょ。」と思った人は!
(まあ、それもあながち当たらずとも遠からずではあるが、、、。(-_-;)
実は、多少の映画通ならば分かって頂ける「あるあるネタ」なのだが、
映画というのは非常にチョイスが難しい。
評論やイメージだけで判断して、いざ観に行ってみるとこれが全然面白みを
感じない、という作品に出くわすことがある。(だいたい、最初の10分で分かる)
だから、やれ「アカデミー賞何部門受賞」だとか、「興行収入新記録」というのほど
あてにならないものはない。あくまで、自分の感性を信じてチョイスしましょう。
そんな中でも、「泣ける映画」というのは仮に内容が「つまんない」チームで
あったとしても、泣かせるための部分、部分の演出はそれなりにこだわっている。
なので、ツボにハマればそれなりに泣けちゃうのである。
そうすると、内容はがっかりでも、「あ~今日は泣いてスッキリしたなあ~。」的な
満足感を味わえて、駄作が採点カラオケの最後の加点のように満足感がアップ!
それに、泣くという行為は実は感受性を高めるための良い訓練なのです。
普通の男性というのは、8/31のブログにも書いた通り、単チャンネルなんですね。
だから、目の前で起こったことやストーリーを重ねていったことを関連付けて、
「悲しい」とか「寂しい」とか感じて、泣くわけです。
ところが、女性というのは「オーケストラ」で泣ける生き物なのです。
女性が泣く時というのは、目の前で起きたことやストーリーを追っかけて泣くのに
プラスαとして、自分が体験した過去の悲しい出来事やつらい出来事を感情という
ステージに引っ張り出して来て、それらを総動員して泣くというわけ。
まあ、男性がソロで泣くところを、女性は常にオーケストラを動員して、
泣いているのです。(女性の涙は男性には最大の弱点ですから、、、。(-_-;)
女優さんが演技でも見事に涙を流せるというのは、そういう女性特有の機能を
フル活用しているのかもしれないですね。(>_<)
でもでも、男性も感受性の訓練次第では、ソロでしか泣けないものが二重奏や
四重奏くらいで泣けるようになるのだそうです。(私はその訓練中なのです)
まあ、泣くということだけではなく「感じる心」を鍛えることって大事かも。(^○^)