「ペッキング・オーダー」。また新しい単語が出てきましたね。(^○^)
ここで言う「ペッキング」というのは「ペック」=突っつくという意味。
「ウッドペッカー」はアニメにもなっているけど、「啄木鳥(きつつき)」のことね。
ニワトリを放し飼いにしていると、二羽のニワトリが餌の取り合いになった時、
一方がもう片方を突っつく。突っつかれた方が引き下がる。
これが、何回か繰り返されるうちに「突っつく方」と「突かれる方」に
順位が出来上がる。
この「つつき順」の事を「ペッキング・オーダー」と言うのです。
ノルウエーの学者「シェルデラップ・エッペ」の説なんだけど、これってあなたも
会社なんかでの人間関係に当てはまりませんか?
なあんとなく、苦手だなあ~と感じてしまう人ってどこにでもいるもの。
そんでもって、その人が「突っつく人」だったりするとなおさら嫌悪感を
抱きつつも、「これ以上嫌な思いはしたくない。」と感じて大人の対応に終始する。
「正直者が馬鹿を見る」世の中って、真面目に生きている人にはどこかおかしいんだけど、
「憎まれっ子世にはばかる」がまかり通る世の中、当の本人は至って涼しい顔(>_<)
ケガをして、かさぶたが出来て傷が治っていくように、人間関係にも免疫が出来て
嫌な思いをやり過ごしていく魔法をいつの間にか使えるようになっていく。
まあ、それが世の中を生きていくってことなのでしょうかね。
でも、突き詰めるとニワトリの世界も人間の世界も大差が無いってことかな。(-_-;)