私すこっちは、どちらかというと好奇心が旺盛な方だと思う。
仙台城のガイドを始めたのも、「仙台歴史探訪会」をスタートしたのも
動機は単なる勢いというか、思いつきによるところが大きかったけど、
それでも何とか継続できているし、形にはなりつつある。
読書も20代から30代前半はご多忙にもれず、「買って満足」派だった。
しかし、最近は読書の重要性をひしひしと感じてそこそこ習慣化している。
(ガイド活動にもひじょうに役立っている。)
でも読書って難しいなあ~と感じるのは、今まで親しい人に本を
送ったこともあるのですが、一度たりとも「あの本良かったよ!」とか
「ためになりました!」という返事を聞いたことが無い。(>_<)
(そもそも読んでいるかが疑わしい)(-_-;)
いい本をおススメした場合も、同様である。
(もう、本に関してはそういうのやめました。)
まあ、仮に読書は置いといて、映画や観光地、美味しいラーメン屋でも何でも
いいんですが、「あの〇〇おススメですよ!」と人に勧められた場合、
皆さんはどのパターンでしょうか?
①すぐに行ってみる人
②行けたらいこうかなと思っていて結局行かない人
③行かない人
①は◎、③も態度がはっきりしているからある意味〇なんでしょう。
問題は②です。でも、このパターンが一番多いのでは?
これは大変もったいないことです。
イソップ童話に出てくる「すっぱいブドウ」の話と一緒です。
(ググってみてください)
好奇心はあなたを老けさせない、不老不死の薬のようなもの。
人から聞いたおススメに触れることで、新たな発見、新たな出会い、新たな世界が
開けることだってあるわけです。「食わず嫌いは」TV番組だけで十分です。
忙しいけど、時間を作ってやる人とやらない人。
その差は何なのでしょうね。
そのヒントになるかもしれない、こんな相田みつをさんの詩を紹介します。(^○^)
「そのうち」
そのうち お金が貯まったら
そのうち 家でも建てたら
そのうち 子供から手が離れたら、
そのうち 仕事が落ち着いたら、
そのうち 時間のゆとりができたら
そのうち、そのうち、そのうちと、できない理由を繰り返しているうちに
結局は何もやらなかった。
空しい人生の幕がおりて、顔の上に 淋しい墓標が立つ
そのうちそのうち 日が暮れる 今来たこの道 かえれない