「伊達もの」の語源!?朝鮮出兵の馬揃え | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

「だてメガネ」、「だてに年喰ってないね」なあんて時に使うこの「だて」

という言葉。これは伊達政宗のあるパフォーマンスが語源だという俗説がある。

 

それは天正20年3月のこと、日の本(日本国のことね)ではもはや敵のいなくなった

豊臣秀吉はたぶん、自分がフリーザにでもなった気分だったんでしょう。

 

お隣の明(中国)への侵略を企てる。その時、まあその明の属国だった朝鮮に

道案内をしろ!と言ったんだけど、相手にされなかったんでこれまた激怒して

秀吉は「朝鮮出兵」というデスボールを喰らわせようとしたわけです。

 

その時、京の都で天皇の前で馬揃え(今で言う軍事パレード)を行った。

1番隊が前田軍、2番隊が德川軍、そして3番隊が伊達軍。

その伊達軍のいでたちが京の民衆の度肝を抜いた。

 

陣笠はピカピカの金色で、長さは3尺(約1m)。

刀のさやは船を漕ぐ櫂(かい)のように末広がりで、金色や朱色に塗られた

ド派手な色。

馬も豹の皮や虎の皮、孔雀の羽で豪華絢爛に飾り立てた。

 

人々はきらびやかな伊達軍の姿に大喜び!

歓声が大きすぎて、話し声が聞き取れないぐらいだったと言われています。

 

派手でシャレている=伊達という俗説はこの出来事がもとになっている。

 

でも、この「伊達」という言葉。

語源としては、「人目に際立たせる」→立てる→伊達となったという説が有力なのだ

そうです。

 

これは私の勝手な見解ですが、この馬揃えのシーンを再現して、

豪華絢爛な姿の伊達軍が行進する姿を、仙台のお祭りでやったら

盛り上がると思うんだけどなあ、、、。