「仙台」という地名の由来 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

今や政令指定都市であり、東北の中心都市でもある仙台市。

 

さて、この「せんだい」という地名。もとは「千代」だったのです。

 

さらに前は「千体」、「千躰」だった。

なんでも城の近くには千体の観音様(千体仏)が祀られており、(この千躰仏は今も大満寺にある)

そこに城を造ったので「千体城」、「千躰城」これがのちに「千代城」となりました。

 

それを今の「仙台」に変えたのが伊達政宗。

唐の詩人韓広羽(かんこう)の漢詩「同題仙遊観」に 出て来る

「仙台初見五城楼~」というところから引用しました。

 

 仙台=仙人の住む台地、仙人の住む理想郷という意味があります。

 

ちなみに、日本の都市の中で、地名の由来が中国の書物等によるものは

織田信長が稲葉山を「岐阜」と改名したのと「仙台」の二つだけなんです。

 

教養のある政宗が名付け親で良かったね、仙台市民の皆さん。!(^^)!