英雄に成りそこなった男、岡本シゲーリンの財政再建策 #くたばれ財務省 #財務省 #財政再建 | ScorpionsUFOMSGのブログ

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”財務省のスターリン”、”独裁者”こと岡本シゲーリンが主計局調査課長時代(2006年頃?)に財政再建の方策として何を考えていたのか、窺い知ることができるブログを発見しました。

 

http://blog.livedoor.jp/mediaproducer/archives/50513468.html

(以下抜粋)

昨日は久しぶりに経済工学研究所の森木亮さんが主催している経済セミナーに出席しました。

今回の講師は財務省主計局調査課長の岡本薫明氏で現在おかれている国の借金の額は本当はいくらなのか、今後それをどのようにして返していくのか、などこの国の経済に関するセミナーでした。

それによると1816兆円もの借金をしているのが現状で、破綻へ向かう日本の財政、過剰ともいえるほど所有する「米国債」の売却、そして国債の「買い入れ消却」こそ破綻回避策ではないか、という話がかなり詳しく語られました。

このような財政統計を踏まえたうえで、今必要な改革とは、「歳出・歳入一体改革」を含む「財政・経済一体改革」であるという結論のようでした。

(抜粋終わり)

 

正直、経済学については浅学な知識しかないので、誤認していることも多々あろうかと思いますが、ここで提示されている岡本案は、実はリフレ政策にも通じるものだったのではないでしょうか?

 

「米国債の売却」は、今でいうところの「外為特会の活用」「国債の買い入れ消却」「日銀による国債買い入れ」を統合政府としてネット債務とみなすことができるのであれば、発想そのものには相通じるものがあったのではないかと思えます。

 

(外為特会についてはコチラ) 

【12月23日配信】上念司の経済ニュース最前線「日・中・韓の鳥インフル対応の違い! 外為特会ついに活用! 「浜田教授が変節」は大嘘! 新しいマク... https://youtu.be/gQD_ctHOiPE 

 

(国債買い入れについてはコチラ)

政府債務を100兆円単位で純減させる方法 - シェイブテイル日記 http://d.hatena.ne.jp/shavetail1/20130901

  

ですが、その一方で、岡本案を原文ママの通り”財務省自らが国債を消却する”、そのための財源を増税に求めるようなことがあれば、一気に緊縮財政策になってしまうようです。

 

また、今年の幹部人事では、右腕となる官房長には「デフレは素晴らしい」と公言して憚らない”岡本の狗”、”べリヤ野”こと矢野康治氏、主計局次長には”チーム与謝野の№2”、”遅れてきた男”こと大鹿行宏氏を配する等々、至るところで増税原理主義者が重用され、経済成長派が軒並み排除される結果となりました。

 

このような状況をみると、残念ながら、岡本シゲーリンはアイデア自体はリフレ政策に通じるものを持っているにもかかわらず、実行しようとしている政策においては”増税ありきの緊縮財政派”と位置付けなければならないようです。

 

あとほんのわずかでも、シゲーリンに経済成長を目指す心があったならば、ジャスティストウキョウを重用する気概があったなら、”財務省の独裁者”としてではなく、”日本経済を救った英雄”として、その名を後世に残せていたのかもしれないと思うと残念でなりません。

 

(↓財務省の独裁者ことシゲーリン)

 

(デフレが素晴らしいなんて、「お前はネクロフィリアか」としか言いようがないベリヤ野氏)