(2023年11月04日記録)
みなさん、こんばんは。わたしは、アシュタール第一部隊隊長のスコルピーニです。
前回、寒暖差が激しくなっていると申し上げましたが、まだ11月であるのに真夏日が発生しているということに気象庁の皆さまも、そして日本の皆さまも、大変驚いていらっしゃるかと思います。都会のヒートアイランド化の問題だけではなく、エルニーニョ現象や地球全体の環境問題を、人類はいよいよ真剣に考えないといけない時代に入ってきたようです。
それでも、ゆっくりと紅葉は進んでいくでしょうから、皆さんそれぞれお住まいの地域の自然の美しさを楽しんでください。
さて、前回もアナウンスさせていただいたのですが、Ken の Instagram はまだきちんと更新されているようです。もちろん、仕事や天候、被写体にもよるので、なかなか難しいようではあるのですが、どうか温かく見守ってください。
Ken が主に撮っているのは、自然や鳥です。そういったものの自然の美しさに彼は心を惹かれるようです。後で、Instagram という文字のところにリンクを貼ってもらいますので、そのほうが皆さんには親切だったかもしれないですね。Ken のアカウントは、X(旧Twitter)と Instagram にひとつづつしかありませんので、このブログの読者の方は、フォローしていただけると X ではブログの更新情報がアップされますし、Instagram では彼の好きな自然の風景や鳥類を見ることができるでしょう。これからどのように写真の腕を上げていくのかは分かりませんが、わたしも Ken と同様、人間の作り出したカメラというものに興味があるので、とても楽しみです。もちろん、上記の X(旧Twitter)というものにもリンクを貼ってもらうので、ご安心ください。
さて、今回は、前回お話させていただいた「なぜ人生にスピリチュアル的な妨害が起こり続けるのでしょうか?」というお話の続きをしていきたいと思います。
前回のお話については、次のような質問が来ました。
「スピリチュアルな世界では、どうして弱肉強食な世界が放置されているのでしょうか? 人間世界では、既に弱者救済の制度というものが昔から様々な形で行われているのに、スピリチュアルな世界にはセーフティーネットがないのでしょうか?」
「スピリチュアルな世界では、各自の修行が必須であることは分かりますが、修行の間も激しい攻撃を受けることが多々あるようです。これでは、本当に少数の人以外は、修行が続かないのではないでしょうか? 会社の仕事に忙殺され、家庭の些事に日々疲れている現代人にとって、霊的な訓練を続けるというのは、実質的にとても難しいものになっているのではないでしょうか?」
なるほど、よい質問ですね。確かに、そう思うのは当たり前だと思います。
まず、ひとつ目の、なぜスピリチュアルな世界が弱肉強食なのか、こちらについてお話していきたいと思います。まず、このブログで何度も述べていますが、人は地に足を着けて生きることが基本です。昔の人はそれをよく知っていたからこそ、土などを大事にしていた可能性が高いのです。
また、瞑想したりすること、まだ瞑想が苦手な人は体の筋肉の力を抜くことを覚えましょう。体の筋肉に力が入っている状態では、変性意識に入れません。
通常の意識状態というのは、自分を主体に考えています。そして、自分の考えで、五感の刺激を受けたことを脳が受け取り、どのように次の反応を返せばいいか体に命令しています。つまり、暑いと思ったら上着を脱ごう、汗をかいたからとりあえず顔をハンカチで拭こう、そういったごく普通の行為です。
変性意識というのは、現実世界ではなく、簡単に「スピリチュアルな世界」と言っておきますが、そういった意識の状態になることです。最初は、皆さん難しいと思いますから、ヨガの死体のポーズを考えてみましょう。
まず、横になり(枕は使わないように)、出来る人は体の力を抜いていきます。できない人は、ゆっくりと自分で自分の右手の力がいま抜けていく、抜けたら、わたしの腕全体が力が抜けていく、といった形で意図してください。このときに出来たかどうかを考えなくてもいいです。考えると思考が邪魔をして、変性意識になれないからです。そして、体の力が全部抜けたと思ったら、何も考えずに「ボー」っとしてください。もし眠ってしまったら、それでもかまいません。
おそらく、ヨガのきちんとした本などを読むと違うことが書いてあると思いますが、これはめちゃくちゃ初心者さん向けの方法であることを忘れないでください。そして、「ボー」っとすることに慣れてきたら、自分の中にある「小宇宙(ミクロコスモス)」を感じ、次に自分の体のまわりに、「大宇宙(マクロコスモス)」があることに気が付いてください。自分以外の上下左右すべての空間が、星や銀河や星座などの煌めきに満ちていることを想像してください。宇宙の写真などを事前に見ておいて、それをイメージしてもよいと思います。
そして、宇宙と自分の呼吸を合わせてみてください。女性には難しいかもしれませんが、腹式呼吸で行ってみてください。あなたの中のネガティブな意識や嫌な感情など、いわゆる「悪いもの」を口から出し、鼻からは大いなる宇宙の光に満ちあふれた「愛の光」を受け取ってください。
このとき、人によっては、自分は愛されているんだと突然感じて、驚いて泣いてしまう人もいるかもしれませんが、それはそれでよいのです。そして、「もうそろそろ帰る時間だ」と感じたときに、宇宙に感謝してから、「自分はここにいる」、あなたの住んでいる都道府県、番地やマンション名などをしっかり言って(周囲に人がいる場合は、心で叫んでください)、現実世界に戻りましょう。できれば、戻ってきたときに、再度グラウンディングを行うとよいでしょう。
こちらをまず、行ってみてください。
そして、もうひとつ、テクニックをお教えします。
このブログでも度々出てくる「アモラ・クァン・イン」の本を読んでみてください。最初にまず、『プレアデス 覚醒への道』を読んでみてください。そして、読み終わって実践できるようになったら、『プレアデス - 神聖なる流れに還る』を読んでみてください。おそらく、理解度がより深まるでしょう。
勘のいい方はもうお気づきになったでしょうが、スピリチュアルな世界は、弱肉強食なのではなく、あなたの潜在意識が引き寄せている世界でもあるのです。ですから、スピリチュアルなスクールでは、潜在意識の書き換えなどということを、かなり後で習うことがあります。こういったことを、きちんと基礎から実践していくことで、あなたはネガティブを引き寄せなくなってくるでしょう。
厳しいようですが、これは実践あるのみです。全知全能の神であろうとも、その力を振るい、人間を究極の状態(ある意味、悟りと言えるかもしれません)にすることは出来ないのです。それは、神様のルールだからです。
人によっては、前回の話がより具体的になっただけで、結局地道な努力が必要なのだと思う方もあるでしょう。ただ、人間には選択の自由というのがあります。普通の人生を歩んでも良いし、スピリチュアルな人生を歩んでも良い。ですが、一度スピリチュアルな人生に入った場合は、常に自分を鍛錬しなければいけない。これが、常識になるのです。
ですから、それをやっていないのに、「でも私、なんで不幸なの?」ということにはならなくなるでしょう。これは、厳しいようですが、ネガティブな存在に心身を蝕まれないようにするために、必要なことなのです。
要するに、スピリチュアルな美味しい上澄みを吸って、一時的にチヤホヤされている人たちは、いずれ居なくなります。人生が終わるわけではなく、そういった手法でお金儲けができなくなるということです。
これは、なぜ起こるかというと、あなたの魂の今居る段階や、ヤングソウルなのか、オールドソウルなのかによっても違うからです。
こういったところで、このお話は終わりにしたいと思います。まだ、人類の理解が及ぶものではないからです。
少し休憩を入れましょう。
わたしは、日本の秋の味覚である「甘栗」というものと香ばしい「ほうじ茶」を飲んでみようと思っています。アシュタールと人間に変装して、かなり昔にほうじ茶を頂いたことがあります。ちょうどこのような時期で、いまほど気温は暑くありませんでした。
もうひとつの問題について、これから語りましょう。
マインドフルネスのやり方自体は、要するに瞑想ですから、Google 検索で調べればよく分かることかと思います。ただし、いま現在言われているマインドフルネスは、ある意味、ビジネス用語になりつつあり、本来あるべき思想面と修行としての意識が無いところにあります。
思想は、自分を客観視するために、特に必要です。
「自分はこんなに忙しいのに、修行なんて無理」
「のんびり瞑想していられない。」
と思っているのでしたら、何も出来ないことになります。まず、あなたの中の心をよく見て、自分がメンタルの調子がおかしいと思うのでしたら、信頼できる掛かり付けの医師だったり、心療内科や精神科などを受診することをすすめます。そこで、あなたの疲労の原因が医学的に分かることもあるからです。その場合は、医師の適切な診断と処方により、回復に向かうことを信じて、しっかりと療養することです。
いまの世の中は、日本だけではなく海外もそうですが、すべてをビジネスに結びつけ、成果を上げ、収入を上げ、そうしなければ自分には価値がない、という極めて短絡的な思考が蔓延しています。
例えば、育児休業中の女性だったとしたら、子供が寝ているときに一緒に自分も寝たり、いまその瞬間しか出来ない子育てを楽しんで欲しいのです。大変なことは、初めての育児であれば多いでしょう。ですから、あなたの大切なパートナーあるいは配偶者と、子の成長を楽しく思えるような心境になるまで話し合ってみてください。
あなたは不満をため込むべきではありません。また、残念ながら、自分がお金を稼いでくれば親としての役目は十分で、後は自由時間だ、と思っている男性が多いのも事実です。ですが、いまは、みな共働きが多いのですから、それにそもそもその子は、二人の子供であって、どちらか一方だけの力で出産したわけではありません。育児は共同作業だ、そう捉え直すことが男性陣には必要です。
例えば、妻がゴミを集めたあと、大きなゴミ袋を渡して、玄関に置いておくから捨ててきて、を実行しているだけでは駄目なのです。なぜなら、それは、子供がやるようなお手伝いである、大人のあなたなら、自分でゴミを集めて、ゴミ袋を処分すればよいことだからです。単に、集めたゴミを捨ててくることで、「イクメン」な自分に酔っているだけです。女性の気持ちはどんどん落ち込んで、すさんでいくでしょう。
また、女性の産後のホルモンバランスなどもありますし、子供がどれくらい手が掛かるかにもよって、疲労度は変わってきます。ですから、まず、パートナーと話し合うことが必要不可欠です。
そして、悩んでいるあなたが男性だったとしましょう。お金を稼ぐ目的が、大切な家族との生活を守るためから、出世レースだったり、給料アップなど、つまり成果にこだわっていませんか? あなたは、ニンジンを目の前にぶら下げられた、飢えた馬ではないでしょう? 「1000万なければ生活できない」、それは、もしかしたらあなたの場合、パートナーはそう思っていなくて、「二人でそこそこに頑張って、家計の合計で1000万でいいんじゃないか」、そう思っている女性も多いことに気づきましょう。
相手の話を聞かないことに始まり、次に「俺は疲れているんだ」と言い始めたら、自分がモラルハラスメントな夫、つまり「モラ夫」となっていることに考えを馳せてみてください。モラルハラスメントが分からない人は、Google 検索で調べて、意味をよく把握することから始めてください。
そして、モラルハラスメントは、ドメスティックバイオレンス(DV) のひとつで、犯罪行為のひとつだということを頭に入れておいてください。最悪のことを言うのもなんなのですが、「DV 夫と一緒にいたくない」と言われ、妻に、あるいは妻と子に、去られる人生が待っている可能性が高いことに気が付きましょう。
また、ここは日本語のブログなので、現在では、亭主関白は嫌われるということを良く知ることです。その時代でさえ、女性は我慢していたのですから、もう家長制度がない現在の家族法では、亭主関白はただの「モラ夫」です。
例えば、特定のコミュニティを支持しているわけではありませんが、女性の悩みや男性などのクエスチョンがよせられる「発言小町」などを覗いてみるといいでしょう。まず、悩みすぎて、頭がどうにかしちゃってる人もいます。つまり、精神科医の助けがないといけない人です。また、時代についていけずに、息子や娘、特に娘をしばりつけようとする「毒になる親(毒親)」の投稿もあることによく注意してください。
そして、弁護士ではないのに、「離婚調停をすれば、親権と監護権は必ず女性が取れて、慰謝料は高くて、養育費もしっかり貰える……」という「小町弁護士」にも注意してください。これは、すべてケースバイケースの話であり、どちらに非があるかは分かりません。あくまで悩み相談の場であって、あるいは、ストレス発散の場であるということです。ですが、その中には、現代人の本音が見え隠れしています。未だに残る家長制度が強い地域に対して、女性の人気は極めて低いです。
それは、家長制度があった時代より、女性が強く、稼ぐ力もある、当たり前ですが男女が対等である、ということに基づいています。もし、あなたが男であれば、あなたの子を妊娠し、辛いつわりや初めての出産に不安な気持ちも抑え、仕事や家事もこなし、出産しているということに、誰よりも愛するパートナーの子だから出産したい、二人で一緒に育てたい、育児は共同作業、家事も共同作業、そう考えている女性が多いということに目を向けてください。
あなたが話を聞いてくれて、「頼れる」と、そう思っただけで、辛いことなどすべて吹き飛ばせる女性たちもいるのです。それが、あなたの妻であり、母となった女性の強さなのです。
はっきり申し上げますが、これからは女性がスピリチュアル的に強くなっていく時代です。理由はまだ申し上げられませんが、真の意味での愛妻家になるべきでしょう。
ここまで読んで、何がスピリチュアルに関係があるのだ、と思った人も多いでしょう。これは、スピリチュアルな事柄を、すべて現実に落とし込んだ例のひとつにすぎません。他にもパターンは無限にあります。
お金は確かにあったほうがよいでしょう。ですが、愛は、愛情を注がないと枯れてしまいます。一度枯れたら、元には戻りません。常に相手のことを理解しよう、歩み寄ろう、そういった気持ちを持つのが「真の男」と、わたしは考えます。
分かりやすくかみ砕いて言えば、精神的に支えになることです。これは、絶対にあなたがしなければいけないことです。実の家族や義理の家族では出来ないことです。あなたの戸籍を見てください。そこに入っているのは、あなたのパートナーである妻や二人の間に生まれた子であるはずです。もうあなたは、自立した人間にならなければなりません。いつまでも、しょっちゅう妻の留守に、実家に帰ってゴロゴロしているようでは、あなたはまだ子供です。精神的な大人の男であれば、しない行動だと気が付くことです。
これが、皆さまへの、具体的なヒントとして、分かりやすいかと思い、例に挙げました。また、古いアニメーションに、「心に愛がなければ、スーパーヒーローじゃないのさ」という歌があるのを知っている方も多いでしょう。心に愛がなければ、法律婚や内縁関係やその他すべての愛に基づくパートナーシップは築けないのです。常に愛情という名の手を掛けなければ、愛という名の花は枯れることを忘れないでください。
「覆水盆に返らず」と言います。今生は一度きりです。来世で本気を出すと言っている場合ではありません。いま、あなたが、人として生まれていることに感謝し、いろいろな考察を深めてもよいと思います。
今回は、耳が痛い男性陣も多いでしょう。ですが、どうも地球の男性陣というのは、極めて鈍い方が多いようで、女性が言いたいことを代わりに話してみました。彼女たちの実際の言葉を聞きたいのであれば、X(旧Twitter)で、「モラ夫」と書いて検索すればいくらでも不満が書いてあります。愛がなくなった家庭がどうなるかが、よく分かります。また、その後のことは、「共同親権」で検索すれば、もう戻れない男性たちの嘆きの声を読むことができるでしょう。
まだ、独身の方は、相手に好きになってもらうだけではなく、精神的にタフな男であるように、そして、女性は、狭いあなただけの世界に目を向けないようにしてください。毎日ママ友の愚痴を言っていてはいけないのです。そういった不要な人間関係とはさっさと縁を切り、一人で何でもできる自立した女性になることが、これから先の時代に求められていることです。
女性と男性の共同創造で、いくらでも幸せが生まれることに気が付いてください。
随分長くなってしまいましたが、これで質問への回答になったのではないかと思います。少なくとも、一助にはなるでしょう。
これで、今回のお話はおしまいですが、機会があれば質問をお寄せください。出来る限り、お答えします。
それでは、皆さま、次回までご機嫌よう。
また、近いうちにお目にかかりましょう。