(2023年10月15日記録)

みなさん、こんばんは。わたしは、アシュタール第一部隊隊長のスコルピーニです。

 

前回、「今年は非常に厳しい夏でした」と申し上げましたが、今度は急に、涼しくというより寒暖差が激しくなり、地方によってはやや晩秋のような雰囲気です。この「晩秋」という言葉も美しいと思いますが、この国の言葉には、本当に風情があると思います。


晩秋の紅葉

 

さて、最近 Ken が Instagram を更新し始めました。もしよろしかったら、プロフィールから SNS のアイコンがありますので、そこの Instagram のところに飛んでみてください。可愛らしい写真が載っていると思います。

 

今回は、なぜ特定の条件下で、人生で上手くいかないことが続く人と、楽しいことや面白いこと、要するにハッピーな状態が続く人がなぜいるのか、ということです。

 

この話をしようかどうしようか、とわたしは一瞬考えてしまいました。ただ、ブログを読んでいる方にとって疑問になる話ではありますし、霊能者とスピリチュアル・ヒーラーとの間で、見解が分かれる話であると思います。それくらい、これは、難しいお話なのです。

 

出来る限り正確なところをみなさんにお話してお伝えしたいのですが、場合によっては、高次元の光のスピリットによる「今はまだ駄目」というストップがあることを予めお伝えしておきたいと思います。

 

そして、また、この話は、一神教の世界ではなく、多神教の世界でもなく、わりと世界中のみなさんに共通した話であることにご留意いただければと思います。

 

さて、前置きはこのあたりにして、本編に入っていきたいと思います。

 

 

四つ葉のクローバー

 

 

今回も、実際の質問からなのですが、「なぜ、楽に引き寄せ人生を送る人がいるのか? そして、どんなに努力しても、自分が勤める会社が合わなくて退職をせざるを得ないとか、あるいは、パワーハラスメントやセクシャルハラスメントなどにあい、泣く泣く退職し、酷い場合には、長くメンタルを壊してしまい、ずっと療養していたり、国の最後のセーフティーネットである生活保護に頼らざるを得ない人が出てしまうのか? どうしたら、自分は後者から抜け出られるのか?」というご質問でした。

 

確かに、世の中を見回してみますと、『引き寄せ』という言葉が流行っており、少なくとも日本のスピリチュアル界では、引き寄せという言葉が定着し、よく使われる言葉のひとつになりました。その割には、ポジティブな面だけが強調され、何でも上手く行くというようなイメージがありますが、その正反対の人のことには、あまりスポットライトが当たりません。

 

まず、前者に関してですが、基本的にポジティブな考えをしている人が多いです。人生で苦労した過去がある人もいれば、全く苦労がない人もいます。いわゆる、順風満帆の人生というものですね。それを歩んでる人たちがいます。

 

彼らは、職場でたいていハッピーに過ごしていますし、職場環境が良いことが多いです。また、悪かった場合も、見切りをつけるのが早い傾向があります。そして、ハラスメントなどを受けた場合、黙らないということが多いようです。

 

なんとなく分かるかもしれませんが、少し強気の人が多いということになりそうです。自己主張がしっかりしていると言えばいいのでしょうか。ただし、彼らが全員、重要な役割を持ち、地上に降りて来ているとは限りません。むしろ、実は、苦労に苦労を重ねている人のほうが、よりオールド・ソウル(old soul)であり、経験豊かな、そして何らかの役目を引き受けている(それも、かなり重要な)という場合が多いです。

 

まず、このブログを読んでいるみなさんは、『ブループリント』というものをある程度理解していると思います。簡潔に言えば、地上に降り立つ前、つまり生まれる前に、今回はどのような人生を送るのか、どのような使命を果たすのか、そして、どのようなことを学習するのか、どのような感情や体験や家庭環境を選ぶのか、など細かく実は決めているのです。

 

この時に、あなたと親しいスピリットたちと、ワイワイ会議をして決めています。とても親しいスピリットがわざと嫌な役目を引き受けてくれることもあります。例えば、パワーハラスメントをする上司、という役割を演じる可能性があります。(もちろん、すべてがそうとは限りません。また、どのような強いハラスメントとか、あるいは弱いハラスメントとか、その時になるまで分かりません。)

 

そして、お互いに、その経験を通して、何を学習するのか事前に決めるのです。あまりまだ仲良くないスピリットだとしたら、このような大きな役目は引き受けられないからです。親しいからこそ、あえて引き受ける場合があるということにご注意ください。

 

もちろん、ブループリントとは無関係に登場する嫌な上司や嫌な友人などもいますので、そちらは頭に入れておいてください。何もかも、ブループリントの通りには進まないのです。

 

 

両親と手を繋ぐ赤ちゃん

 

 

そして、重要なのは、両親選びです。このときも、自分たちがやりたいと申し出ることもあれば、生まれたいスピリットが指名することもあります。

 

日本の古い諺に、「親子は一世、夫婦は二世、主従は三世」という言葉があります。この言葉は、封建社会においての主従関係を表していて、親と子は現世だけ、夫婦の関係は前世と現世、あるいは、現世と来生の二世に渡ります。そして、主従関係は、前世、現世、来生に渡る強い絆がある、という意味です。

 

これは、主従関係だけではなく、師弟関係でも使われることがあります。そして、実際に、強い絆の師弟関係もいます。例えば、すばらしい師匠に巡り会った弟子のスピリットがいるとします。もう一人前になり、対等の立場で自分も弟子を取るような、それでもなお、「それでも自分はあなたの弟子で、ずっと側にいたい。」そう願うことがあります。もちろん、良い師匠であれば、ある程度突き放し、弟子の自立を促しますが、それでも、結びつきが強いこともあり、何度も何度も共に同時代に生まれる、どこかですれ違う運命を背負うソウルメイトになることがあります。

 

ソウルメイトになった場合は、その関係性は強固ですから、その次に生まれる前の会議でも、そのソウルメイトは登場してくるはずです。ただし、師匠ではなく、兄弟かもしれませんし、親友同士かもしれません。これは、その時のスピリットたちが決めることなので、一定のルールはありません。ただ、現世で出会ったときに、お互い非常に強いインパクトを受ける可能性は高いです。

 

恋愛関係になるかどうかはともかく、友人になりたい、といったことが多く起こる可能性があります。どちらかが歳が離れていれば、師匠だったり上司だったりするかもしれません。親である可能性もあるでしょう。これは、すべてケースバイケースです。

 

この言葉は、いまの時代においては、かなり古くさいというか、ちょっと理解できない感じだと思います。主従関係はとても強く、親子関係は血縁関係にあるから尊ばれる、というお話なのですが、今の世界でもこうした封建制度が残っている国や地域があることも事実です。

 

 

森の中の神秘的な光

 

 

ちょっと難しい話をしてしまいましたが、みなさんの人生の始まる前に、いろいろなスピリットの会議があるということをお分かりいただけたかと思います。

 

そして、このときに、わたしがインタビューしたのは多神教の国である日本なのですが、いろいろな神様がいろいろアドバイスをしています。この人生だとキツすぎるのではないか、といって心配したり、あるいは、この人生だとあなたの学びは少ないかもしれない、こういう人生のイベントを入れたほうがいい、などと助言があるのです。

 

また、名を呼ばれることを嫌う一神教のあの神のところでは、すべては神の意志を受けた神の御使いである天使たちが担当します。そして、とても重要な地位にある役目を持ったスピリットであれば、神から直接助言だったり、こうして欲しいという依頼があることもあります。この場合の対象となるスピリットは、経験が豊富なオールドソウルと呼ばれます。

 

例えば、宗教的な指導者のトップであったり、何か大きく人類の運命を変えるような何をする人物です。発明家であるかもしれませんし、政治家であるかもしれません。芸術家である場合もあるでしょう。ここから先は、だいたい日本と同じ流れです。

 

そして、いろいろなことを決めたスピリットは、人としての肉体をまとって、そして、ブループリントをすべて忘れて、誕生してくるのです。もちろん、ブループリントをうっすら覚えている場合もあります。この場合、生まれたときから、四つのうちのクレアのどれかが優秀だったり、全クレアが開放されている場合もあります。

 

この場合、クレアのどれかが、あるいは全部が、開いている場合は、人生が困難になることが多いようです。それは、常人が見えないものが見えたり、聞こえない声が聞こえるからです。こういった場合、たいていそのスピリットは、その力の制御を学ぶことに、しばらくの間、時間を費やします。例えば、子供の頃はそれほど高くなかったけれども、大人になってから十分分別がついた状態で、すばらしい能力が開花する場合もあるからです。

 

ここまでは、みなさん、大丈夫でしょうか? だいぶ難しい話になってきていますが、付いて来ていますか? 少し紅茶など水分を飲んで、続きをまた読んでください。

 

 

紅茶

 

 

では、続きますが、ここまでは、人生が上手くいく人も上手くいかない人も同じプロセスを辿ります。人生で、ネガティブな体験をしてみたいというスピリットは、全くいない訳ではありません。人間界に降りたあと、そのスピリットは、ネガティブな存在(としておきます)に狙われることが多々あります。なぜ狙われるのかは、理由は千差万別ですが、全体的な傾向を申し上げますと、オールドソウルであることや、経験豊富でこの世を変える運命を持っているスピリット、あるいは、何かを高次元の光のスピリットから依頼されて、特別に赴くスピリットである可能性が高いからです。

 

「そんなに重要なら、護衛とかいないのか?」とみなさんは言うかもしれません。ですが、そういったスピリットたちは、孤独に、そして孤高に生きることを望むことが多く、高次元の光のスピリットの介入を最小限にしてほしいと言われることが多いからです。

 

もちろん、重要な使命をこなすからこそ、そのスピリットが秘めているポテンシャルは高いのです。ですから、幼少期にスピリチュアルな圧迫を受けたり、厳格すぎる親に当たったり、いくつかの試練を自分自身で盛り込むときもあります。それは、スピリットが決めたことなので、仕方が無いのですが、地上に降りた時点であまりにもハイレベルなスピリットの場合、ハッピーな人生を送る予定でも、重大な任務を持ち合わせており、それがゆえに、狙われることがあるのです。

 

ネガティブな存在というものは、ある意味、いたちごっこのようなもので、斬っても斬っても沸いてきます。それは、低いアストラル界があるから、というのがひとつの理由になると思います。

 

そして、ご承知の方も多いでしょうが、ある程度上の次元になれば、低次元のレベルの存在、つまりネガティブな存在はいません。どのくらい早い段階で地上に降り立つスピリットが自分の魂のレベルを高い次元のバイブレーションに合わせられるかどうか、ここがひとつのポイントになっています。

 

そして、この場合、ある程度のバイブレーションを放つまで、攻撃は続き、心が折れるスピリットもいます。ですが、高次元の光のスピリットは、しっかりと見守っていますので、助けは送っています。あとは、そのサインに気付くか、気付かないか、なのです。

 

あるいは、そのスピリットに、高いバイブレーションを放つ意志が残っているかどうかにもよります。人生の目標を早めに定め、自分はこうしたい、そしておそらく「こうしたい」というものは、そのスピリットが本来やるべきことである場合が多いです。どれだけそれに早く気付けるか、という問題にもなります。

 

何度も何度もスピリットは、何か惹かれるものがあり、人生をある一定の方向に向けたいと心から思うことがあるでしょう。本来であれば、その波に一発で乗るべきなのですが、どうしても乗れない場合もあります。その時に、どれだけ高次元の光のスピリットの助けが入るかは、ブループリントにもよりますし、スピリットの置かれた状況にもよります。そして、スピリットが望んでいるかにもよるのです。

 

ですので、いま人生が上手くいかなくて困っている方は、神の使いである「こちらから頼まなければ動けない」という性質を持った天使族に助けを求めるのが、割合早い問題解決方法です。そして、現実的な問題でいえば、日々かならずグラウンディングをして、オーラの境界線をきちんと整えることです。そして、グラウンディングコードが外れないように、よく訓練する必要があります。攻撃の初歩は、グラウンディングコードを切ることだからです。つまり、栄養が補給できないようにして、弱らせようということですね。

 

 

青空と鳥

 

 

ですので、いま人生で苦しい人は、スピリチュアル的な努力をすることで、人生が好転する可能性があるということです。もちろん、上手くいかない場合もあるかもしれないですが、諦めずに何度も何度も試してください。朝日の中で、グラウンディングをし、チャクラやオーラを整え、それぞれが身に付けている手法で安全な空間を作ることです。

 

どんなに面倒でも、これをしなければ、安全な一日は送れないと思ってください。グラウンディングは、それくらい重要なことなのです。

 

さて、現状で語れるのは、このあたりまでです。あとは、自分自身で自分自身をトレーニングし、どんなときでも諦めない強固なメンタルと、自己否定や自尊心を削るような言葉を言わない、そういったことが必要になってくるでしょう。

 

長くなりましたので、みなさま、読むのが大変だったと思いますが、なんとなく自分に当てはまると思った人は、このブログの過去記事を読み返し、グラウンディングやチャクラトレーニング、オーラの調整の仕方まで、よく覚えておいてください。

 

これは、極めて地味な努力ですが、とても重要で、なおかつ見過ごされやすいプロセスです。自分に当てはまると思った方は、起きたらグラウンディングをする、そして、オーラをしっかり保護するまでを行ってください。

 

そして、ゆとりがあるのであれば、自分の崇敬する神や、大好きなアセンデットマスター、あるいは好きな大天使に、「自分の今の魂のステージをいま行ける最高段階まで高めてください。」そうお願いしてみてください。

 

これで、今回の話はおしまいですが、また質問があればお寄せください。出来る限り、お答えできることはお答えします。

 

それでは、みなさま、次回までご機嫌よう。

 

また、近いうちにお目にかかりましょう。