サウンド・パズル sound puzzle;December snow -11ページ目

サウンド・パズル sound puzzle;December snow

私が活動するプログレッシブ・ロックバンドscope(スコープ)の紹介や、すばらしい各国の音楽(演奏者側の観点からも)アート・映画等を気軽に書込みできるブログで紹介します。

japanese progressive rock band S C O P E 寺沢裕久 terasawa hirohisa

kate

来月ケイト・ブッシュの新譜がでる。参加メンバーをみていると、マイケル・ケイメンの最後のアレンジ参加アルバムらしい。最後・・・10月18日に死亡していたのである。
WALL 以降ピンク・フロイドの第五のメンバーでもあったケイメンの死は大きい。
映画音楽もよかった・・・
偉大な人は、死ぬまで創造した。
ギルモアのソロ(DVD)に映るケイメンの運命の鐘を見ながら手をあわそう。
偉大な音楽家へ
ありがとう。

マイケル・ケイメン
PFM / DRACULA

PFM / DRACULA ロック・オペラ作品 

PFMの最新オリジナル・アルバム『DRACULA』が発売されます。
『Serendipity』からは3年ぶりのアルバム。
『ユリシーズ』のような、コンセプトアルバムのようです。
10/24発売なのでまだ私も聴いてないのですが~はやくききた~い!!
来年の、日本公演も決まりました~がんばれ~親父~~
山海塾


 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで10月2日山海塾 「金柑少年2005」の公演があった。
 「金柑少年」は、昭和53年に東京の日本消防会館ホールで初演され、パリ市立劇場での最終公演(平成五年)まで、十五年にわたり上演を重ねた、山海塾の記念碑的な作品である。
もともとは、天児牛大氏ひとりで演じていたものを今年十二年ぶりに「金柑少年二〇〇五」として、若手7名で再演する。
 舞台は、原初の生き物の鼓動が聞こえてくる。少年期の夢想、エロティシズム、思い出されることのない心象風景の断片が、鮮明に舞台上で展開される。「生命の起源を問う少年の夢」の連なりは、やがて成人することの痛み、絶望、歓喜へと向かい、終盤、圧倒的な感動を呼び起こす。

終演後、天児牛大氏のトークショーがあり、いくつか面白い話を聴く事ができた。

1)もともと、日本消防会館ホールで初演したのは、自分ひとりでホールを借りる手配などもすることから、ちょうどいい場所、予算もふくめ、決めたという、そこの場所だからできることがあるという発想がおもしろかった。 「金柑少年」でサイレンの音がいまだあるのは、初演が 消防会館だったからだという。

2)音楽は、もともとマイルス・デイビス等を使用していたが、著作権の問題等からオリジナルを制作した話。アプローチはそのままに、プロのトランペッターに依頼しマイルスのようにと・・・・・天才マイルスには、かなわない!!と話はすこしそれた。

3)山海塾の稽古は、バレエのように鏡は、いっさい使わないという。なぜならば、鏡をみることにより、動きなどの必然性がうばわれ、形にとらわれてしまいがちになるからだという。
※腕は、○度に、というのではなく、表現目的により、角度はきまる。

4)「金柑少年2005」で、若手複数を起用した理由として、一人だとオリジナルと比較される問題があり、
複数を起用することにより表現がより豊になる要素がある。

ほかにも、クジャクをつかうおもしろさ、今回の公演にはインプロビゼーションはない、プログレッシブ・ロックなどの音楽の影響等いろいろ話をきくことができた。

個々が体・心・技をはじめ完成されたところから、舞台にたてる公演だと感じた。

山海塾 「金柑少年2005」
1)金柑少年
2)闇の手
3)孔雀
4)秘楽
5)豆太郎
6)処理場2
7)金属性の飛鳥
新譜「ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バック・ヤード」聴いて昨年、イギリスでたまたま目撃したポールを思い出した。
イタリアから日本に帰る途中の出来事だが、イタリアの飛行機会社がストとなり、イギリス経由で帰路に向かう中、空港内でポールが赤ちゃんを抱き、真っ赤なスーツの婦人が幸せそうに寄り添っていた。
余談だが、以外にまわりは気がつかないもので、私が驚きのあまり『ポール!!』とさけぶと、ウインクを返してくれたのを思い出す。あとは、ハローグットバイの合唱となったが・・・本当に充実した生活を送っているように見えた。そう充実した家庭的なアルバムである。ほとんど一人で演奏しているらしい。時期的にも
ツアーなどの爆音からはなれたアルバムにしたかったにちがいない。(ツアーメンバーでも録音しているらしいが)バンド・オン・ザ・ランを期待しては困るのだが、私にとっては期待通りのアルバム。しかし、いつも思うことだが、問題は曲順である。Too Much RainからThis Never Happened BeforeそしてJenny Wrenと続くのは、どうだろう?  

昔はA面トップ、B面トップって力いれて聴いたものだが、メディアがCDになり一時間集中するのが難しい。                                                                                                  
昔、アーティスト側の曲順とレコード会社の曲順がちがうということでよく2パターンの楽しみかたをした。特にイエスは、ピンクフロイドは変えようがないが(笑)
ファースト

スコープのファースト(ジャケット)でお世話になったカメラマンのサイトを紹介します。
好きな音楽を聴きながら『視る』。時にBGMが聴こえなくなります。
そう!!チャンスです。もっと・・もっと・・中へ。本質を見抜いてください。

アドレスは、マズタシカラシサノセカイヲステロ
http://empty86.blog23.fc2.com/

話題はデザインから一転するが、終戦60年 広島・長崎の原爆に関するテレビ放送がながれる。
数々の戦争レクイエムがあるが、Kペンデレッキ『広島の犠牲者に捧げる哀歌』が頭からはなれない。

おそろしいまでに攻撃的な前衛音楽である。このスコアの中には、平和な音は一つもない。広島の恐怖を音響化することのみに集中する。

戦争の恐ろしさを8分で表現する。
和音もリズムも存在しない。

※ペドロ・アルモドバル監督のトーク・トウ・ハーの中で
ジェラルディン・チャップリンが『広島の犠牲者に捧げる哀歌』について話している。
hh

きれいなデザインですね~思わずPFMのジェット・ラグ(レターを折った紙飛行機)の落下後が・・・浮かんだ私


kk

左上・・・芝生に紙飛行機(レターを折っている)のデザイン
右上・・・小さな水滴?時計?が並んでいるデザイン
左下・・・G4に映る最終デザインをながめているメンバー
右下・・・コップに丸いボール?のデザイン(POOHベストのベースとなったデザインかも)

ほんとジャケットデザインは販売枚数も左右されるし難しいですよね~

SCOPEのファーストはマーキーからもっとインパクトがあるほうが売れると打診されたり、広島原爆ドームを使用したジャケットは、過激な団体と勘違いされたり・・・大変でしたよ~
まだ発売されていませんがイタリアmellowからでるMOODYはどういうコンセプト・デザインなのかな~
moody^
pooh-p 

ベェネツィアでのPOOH・ASCOLTA ツアーのポスター!
思わず撮影したのを思い出します。
最近コメントをもらう、ぷれぷれさんに負けじとジェノヴァの水族館にいくぞ~

※SHIHOさんからのコメントから・・・
poohは好きですが直接SCOPEへの音楽的な影響はないと思いますよ~
昔はロバート・フィリップにかなり影響を受けましたが、いまは地場の民族音楽にかなり影響を受けています。
ただバンドで作り上げる曲は、いい意味同じ素材が、別の方向へいく場合が多々ありますが・・・・
ee

pooh0


 2004年アルバム「Ascolta」ライヴDVDの中にボーナストラックとして、  ASCOLTAの制作風景を見る事ができる、録音風景はさることながら、ジャケットデザインのラフ案を3~4点、中年の綺麗な女性ディレクターがプレゼンしている、実に興味深いのが、コンセプトにあうデザインがないので再度打ち合わせしているのです。(気にいってる様子のメンバーもいるようですが)ステージデザインも平行におこなっている様子もみれます。当然両端の女性のアンドンはありません。最終的にはあの女性が水族館にいるデザインに落ち着くのですが、中々おもしろい映像です。さすがはイタリアって感じです。当然でしょうが『やっつけデザイン』がない!!POOHのジャケットは、ほんとどれもいいですね!!ヒプノシス、ロジャーディーンもいいが、毎回いいデザイナーをさがすパワーには脱帽ですね~
POOH自身、組織で動いている強みでしょうね~
pooh0

昨日アップしました内容手違いで削除されてしましました。
TBなどいただいた皆様申し訳ありません。引き続きPOOHについて書きます。