~Cookie Crumbs~クッキー・クラムズのアイシングクッキー

~Cookie Crumbs~クッキー・クラムズのアイシングクッキー

★アイシングクッキーの楽しい世界へようこそ★

東京江東区にて、アイシングクッキー教室を開催しています。
当ブログでは、アイシングクッキーの魅力、楽しさをみなさんとシェアできたらと思っています。

初級中級コース は随時お申し込みを受け付けており、既定の人数に達した時点で開催を決定します。
ワークショップは不定期ですが、季節に応じたデザインテーマで開催しています。

ご希望がありましたら、個別のワークショップ、レッスンの開催、ギフト用クッキー作りのお手伝いなどにも対応いたします。
プライベートレッスンについては必ずこちら→ をご覧いただいたうえで、下記アドレスあてのメールにてお問い合わせください。

cookiecrumbsworkshop★gmail.com
(★印を@マークに変えてください)

どうぞよろしくお願いします。


お花をたくさん飾ったバードハウスのクッキーを作りました。

 

お花絞りの動画レッスン*を作っていてたくさんお花が生産されているので、お花を使ったクッキーもいろいろ作ってみております。

(*迷走したり休んだりしていてなかなか進んでいませんでしたが、ようやく字幕解説の段階まで来ましたので、来月前半にはリリースの予定です…)

 

 

 

普段はどんなクッキーを作るのか、まず全体的なデザインから考えますが、今回は最初にお花ありきで、ピンクのお花に合わせてデザインを考えています。

このお花は割と大きいので(直径17-18mmくらいです)、標準的なサイズのクッキーにするとなると必然的に「ピンクのお花が主役」になります。

おうちの色は白とかグレーとかベージュだと無難すぎるので、くすんだブルーにしました。

 

ことりさんが白で白の分量はもう十分なので、小さめのピンク・モーブ系のお花を組み合わせ、葉っぱパーツはたまたまあるものを使いました。

 

 

 

 

このことりさんの型は2種類セットでDaisy'sさんのショップでお買い求めいただけます~。

 

 

バードハウスクッキー2枚だと写真に収めづらいのできのこも作りました。

クッキー2枚だけでもスタイリング次第でいい写真が撮れるとは思うのですが、いかんせんそのスタイリングが苦手なのですよね…。

お菓子系だと植物とか木のボードとかティータオルなんかをスタイリングに使うことって多いと思うのですが、定番なスタイリングにすることでクッキー自体もちょっと無難に見えてしまうような気がしてしまいます。

というわけで、クッキーだけを被写体にしている写真、クッキー主役の写真が多くなっております。

 

 

 
閑話休題。
 
前からわかってはいたんですけど、というかみなさんすでにお気づきかと思うんですけど、ロイヤルアイシングのお花絞りってなかなか難しいのですよね。

クレイクリームやあんフラワー、バタークリームなどいろんなお花絞りを見たのですが、結局何がいちばん違うのかというとサイズなんですね。

クッキー用のアイシングもお花はサイズが小さいので、その分相対的に厚さも出てしまい複雑に重なったお花を絞るのが難しくなってしまいます。

 

小ささ、クッキーとしての食べやすさとデザイン的要素それぞれをどのくらいで折り合いをつけるのかというところですね…。

 

 

 

 

リンクが古くなっていたので、ロイヤルアイシングの作り方の記事を再改訂しました(2024年6月)。

 

★ロイヤルアイシングの作り方

 

《材料》

 

粉糖 600g

水 80-90ml

乾燥卵白 15g

(私は乾燥卵白10g、Wiltonのメレンゲパウダー6gにしています)

 

*量が少ないとハンドミキサーで混ぜづらいので、少量使いたい場合でも粉糖400g分くらいを作って残りは小分けして冷凍するのがおすすめです。

 

*水は少なめに入れて、様子を見て必要なら少しずつ足すようにします。私はたいてい80-85ml程度の水を入れています。お花を絞ったりしないなら90mlくらい入れて多少やわらかめにして練っておいてもいいと思います。ただしそれ以上水が多いと食べ物全般は傷みやすくもなるので(アイシングが傷んでいるのを見たことはないですが)、固めの状態で保存するのがおすすめです。

 

*粉糖は一般的なコーンスターチ入り粉糖でもOKですが、私はこちらのマルトデキストリン(オリゴ糖のようなもの)入り粉糖を使っています。徳倉の粉糖は非常にきめが細かくて、私が過去使っていた他社の粉糖と比べるとロイヤルアイシングのできあがりが明らかに違ってきます。

 

このマルトデキストリン入り粉糖は5kg単位で、しかも買える場所が限られているので、もっと入手しやすい同じ徳倉のコーンスターチ入り粉糖でもよいかと思います。

 

 

 

 

こちらも同様に非常にきめが細かいです。

コーンスターチ入りだと多少アイシングが乾きやすくなり結果的にコルネが詰まりやすいといった話を聞きますが、個人的にはそれほど不都合は感じません。それよりも、粉糖のきめの細かさのほうが重要だと思います。粗い粒子が入っているとコルネが詰まったりヨレヨレとでてきたりしてしまいますよね。

 

 

 

*乾燥卵白はこちらのものを使っています。 

 

 

 

 

 

 

キューピーの乾燥卵白にはWタイプとKタイプがあります。「Wタイプはきめ細かい泡ができる、「生卵白に戻した際に、Kタイプは凝固・結着力に優れ、Wタイプは起泡性が優れている」とのことなのですが、私はWタイプしか使ったことがないのですが、Kタイプよりカチッと仕上がるのかもしれません…。

 

Cottaさんの乾燥卵白を使っていたこともあります。

少量で買いやすいのでこちらもおすすめです。

 

 

 

 

《作り方》

 

 

① 乾燥卵白(+メレンゲパウダー)を水で溶き、10分以上放置

② ①を茶こしでこしたものをハンドミキサーで軽く角が立つまで泡立てる(高速で1分-1分半程度)

 

 

 

 

粉糖を加える前に卵白を軽く角が立つまで泡立てるメリットは、はっきりとはわかっていませんが、

Lilaloaさん が以前2000人以上(!)からのアンケートを分析した結果、卵白(メレンゲパウダー)を先に泡立てるほうが陥没が起こりにくいということがわかったそうです(科学的根拠はわかりません)。
私のようなハンドミキサー派で、かつ固めアイシングに仕上げたい人には、ハンドミキサーのモーターの負担を減らせるという利点もあります。

ハンドミキサーを使う場合、固いアイシングを長時間混ぜ続けるとモーターから煙が…ということにもなりかねませんが、あらかじめ卵白を泡立てておくことで、粉糖を加えてから混ぜる時間を多少減らせます。

 

 

③ ②に粉糖を加え、ヘラで混ぜる

(いきなりミキサーで混ぜると飛び散ります!)

この時点ではぼてっとした重い感じで見た目もべちょっとしています。

 

 

 

 

 

③ だいたい混ざったら、ハンドミキサーで練る。2分ほど高速で、さらに2分ほど中速で。

普通のハンドミキサーでは混ぜる際に空気を含んでしまってよくない、という意見もあるようなのですが、私は特に不都合は感じません。

はじめはアイシングがぼってりしていて混ぜづらいので高速で混ぜます。

べちょっとした感じがなくなってきたら中速にしてさらに均一になるまでよく混ぜます。

 

 

 

 

④固めのアイシングができあがり

伸びのある角が立ち、マットなつやが出て滑らかな状態になっていればOKです。

べちょべちょしていたのが適度にふんわりしているはずです。

保存の際は、タッパーなどに入れて、アイシングの上にラップをぴったりかぶせて密閉する、もしくは直接ラップで2重に包みます。

冷凍する場合は、ラップに2重に包んでジップロックに入れて保存します。

あまり興味のある人はいないと思うものの、先月作ったTXTのCDクッキーの製作過程の写真がいくつかあるのでご紹介いたします。

 

まず、食べることも一応考えるとなるべく大きくはしたくないので、図案がギリギリアイシングで表現できそうなサイズでクッキーを焼きました。

縦8cmくらいです。

(丸型の穴が開いている長方形にうっすら斜め線が入っているのは、対角線の交差するところを目印にして丸型をなるべくセンターに開けるためです)

 

 

 

無駄に分厚くなるのもいやなので、蓋は厚さ3mmに。

 

 

 

CDを入れる穴を開けるパーツは4mmに。

 

 

 

底は2mmにしました。

 

 

 

ルーラーがあるといろんな厚さのクッキーが簡単に焼けますね!

 

 

 

 

 

CDは2mmです。アイシングを普通にフラディングするので、+1mmで3mmくらいにはなるはず…。

(CDを入れる部分が4mm厚なので、4mmを超えると蓋が閉まらなくなってしまいます)

 

 

 

 

とりあえずアイシングする前に仮に組み立ててみると…

 

 

ちゃんと入りました。

(穴を抜いてできた丸型をそのままCDにしているのですが、やはりサイズがギリギリでアイシングしたら入らなくなりそうなので少し削って小さくしてあります)

 

 

普通にフラディングするとどうしても角が丸っこくなってしまってピタッと組み立てづらくなるので、ゆるいアイシングを筆で2度塗りしました。

 

 

 

 

と言ってもあまりぴたっとした感じはないですが…

 

 

 

CDのジャケットデザインはオーブンペーパーに鉛筆で写した図案を使ってトレースです。

かなり似ているけど3種類違う図案です…。

 

 

 

ペーパーの図案を上からボールペンでなぞると引っ掻き跡がつきます。

白じゃないともっとよく見えるのですけど、これでもなんとかわかりますね。

 

 

 

こんな感じで完成です!

 

image

 

 

子どもがYouTubeをテレビでよく見ているので私もTXTのMVとかテレビで歌い踊っているところを見るのですが、彼らはすごく「劇団」感があるのですよね。

上の子がもともと中学生のころから好きだったBTSにも「劇団ですか?」と思うようなところが結構あったと思うのですが、TXTはBTS以上に劇団味が強くて、大変興味深いです…

 

 

 

 

 

 

 

いろんな世界がありますね…。

 

 

 

これまた先月の話なのですが、上の子の20歳の誕生日にTXTのCDのボックスを立体クッキーで表現しました。

 

 

 

中身は同じCDだけどついてくる何かが違うらしい、3種類です。

 

ふたを開けると一応CDが入っていて、出し入れできます。

(下の子が出し入れ実演してくれました)

 

 

 

CDの文字はアイシングで絞れるサイズではないので、けがき針で引っ掻いただけです。

 

 

 

この図案も殴り書きっぽくて、アイシングでの頑張りがいがないデザインでした。

一方、この手の文字フォントは難しくてうまくいかないし…。

 

 

 

 

実際にあるものをそのまま表現するというのは、実物と違う点、実物と比べてうまくできてない点が気になるし、作業としては面白みに欠けるので、せめてCDが出し入れできるというお楽しみ要素?を入れて作ってみました。

 

ほんとうはMVをクッキーにするというのがやりたかったのですが、今回のMVはクッキー化できる要素があんまりなくて断念しました。

 

 

 

 

過去にBTSのDynamite、Boy with Luv、TXTのGood Boy Gone Badをクッキー化したのがとっても楽しかったのですよね…よろしかったら過去記事をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、昨年は誕生日とは関係なく上の子のライブ参戦を記念?してペンライトを作りましたが、最近リニューアルされました。

まあ似たような感じではあるのですがね…。

ペンラクッキーを作ってみたい方、よろしかったらご参考まで💛

 

 

 

古い話ですみません💦

先月の話ですが、ワークショップの予備クッキーが余っていたので、別の色でアイシングしてみました。

 

ワークショップでペイントするフリルは白なのですが、別の濃い色でやってみたかったのです。

というわけで全体的に、なんというんですかね、非「無難色」になっております…。

 

ペイントするフリルは、結論から言って何色でもよさそうです。

ベースのアイシング色とフリルの色が近いとフリルが見えづらくなってしまうので、ある程度のコントラストがあったほうがいいかもしれません。

(白いフリルの場合はベースが淡い色でもふわーっとした印象できれいに見えるかと思います)

 

 
ちょっと季節外れな色合いになっちゃったかな…。
 

 

 

私にとって口金でお花を絞るって結構ハードルが高いのですが、今回のお花は小さいコルネだけで絞れるのでちょこっとだけアクセントにお花が欲しいというときにはとっても便利です。

下のリースに使っているお花もどうってことはないのですが、普通にライン用のアイシングで絞れるお花とは違ったよさがありますよね!

 

 

 

 

 

 

 

Cookie Connectionのチャレンジ企画として製作したフリルを扱った動画レッスンは、企画終了後もこちらでご購入可能です。

 

 

現在はManuさんのステンシルを使ったパーツ作りのチャレンジ企画が進行中です!

7月7日まではレッスン動画が5ドルになりますのでみなさんクーポンの入力をお忘れなく!!

(商品説明の下のほうにvideo discount codeというバナーがありますのでそちらをクリックして確認できます。Cookie Connectionのメンバーになっていない場合は、メンバー登録が必要です)

 

 

(動画レッスンは英語ですが、映像で見るだけでも十分役立つ内容になっているかと思います)

 

 

プライベートレッスンのご予約は随時お受けしております。

ご興味のある方はこちらのブログをご覧いただきご連絡くださいませ。