残念なお知らせです。
ウルトラマンやガッチャマン、ドラゴンクエストなどの挿入曲で知られているすぎやまこういちさんが、9月30日に敗血症性ショックのためにお亡くなりになっていたとのことです。
これでまた生き神様がひとり、天へと昇っていかれたことに。
故人を偲びつつ、1曲目
このゲーム、何度クリアしたか覚えてないくらいですね。
初めてクリアした時は、クリア画面を見て兄弟で泣いてたのを覚えています。
ああ、もっとこんな素晴らしい曲を聞きたかった。
実はすぎやまこういちさんは東京大学理Ⅱ入学者!
本当は音楽大学に行きたかったのですが、貧乏だったこととピアノが苦手だったことで諦めたそうです。
ところが、理系は忙しすぎて遊ぶ暇がないからと教育学部心理学科へ編入。(驚)
ってか、音大諦めて東大って…
どこか感覚がズレてるのも魅力の一つでしたね。(笑)
思い出に浸りつつ、2曲目を
このOP曲に魅せられて、第1話から最終話まで見てしまったのはナイショです。
このアニメ以外では、仮面ライダー000(オーズ)の大黒摩季さんもそうでした。
音楽で引きずりこむなんて、ずるい!
ゲームも大好きで、そのご縁でドラクエの作曲もなさったんですが、実はゲーム業界に関わる前からのゲーム好き。
日本にバックギャモンを普及したのはすぎやまさんという話もあります。
当時は日本に2台しかなかったビンゴ・ピンボールを遊ぶために、仕事が終わってから3時間半かけて車で横浜まで行って朝まで遊んでいたというのも実話です。
そのせいか、日本バックギャモン協会名誉理事や、日本カジノ協会理事もやっておられました。
遊ぶということに命を懸けていた人でしたね。
そんな大人になりたかったです。
では、尊敬の念を持ちつつ、3曲目へ
実は歌謡曲での活躍もめざましく、「俺は売れる曲は作れないが、息の長い曲なら得意だ」とおっしゃって、みずからを「B面の王者」と称しておられました。
茶目っ気がありますね~♪
嫌われ者の一面も持っておられたのも有名です。
たとえば禁煙運動に対して喫煙家だったすぎやまさんは「禁煙ファシズムだ!」と、放送中でも喫煙をやめなかったとか。
1日のたばこの本数は30本以上!
すごいの一言です。
また、演歌が大嫌いだったことも広く知られており、「瀧廉太郎から始まってすくすくと育っていた日本の音楽文化に、暗黒時代を築いたのが演歌」といってはばかりませんでした。
そのため、北島三郎さんと楽屋で会った時にもあいさつしなかったという逸話も残っていますが、さすがに礼儀正しかったすぎやまさんに限ってそれはないと思いますよ。
多分…
ってことで、苦笑いしながらちょっとひねった最後の曲を
ウルトラマンではなく帰マンの方で。(笑)
すぎやまさん。
あなたの作った曲たちは、私の人生を非常に豊かにしてくれました。
心から感謝します。
あと140年もしたら私もそちらに行くので、その時は新曲を聞かせてくださいね♪