毎日ちょっとずつ検定対策  
イタリア語検定試験によく出題される
ポイントに焦点をあてて、問題を解きながら、
イタリア語の文法を解説していきます。 
今日の問題はこちら こちら



男性:まず、問題となっている動詞 andarsene
  その活用を問う問題だ。

心結ママ:この … sene って動詞ねえ…。
  活用が訳分かんない。
  そもそも - sene の意味が分かんないもんね。

男性再帰動詞 + ne の形で、動詞の意味を強調したり、
  またその動詞がもつ 場所 のニュアンスが強調される。

  この ne冗語的 につけられたものだ。



心結ママ:はぁ。

男性andare行く という意味だよね。

心結ママ:うん。

男性andarsene になると、立ち去る とか
  消えてなくなる といった意味になる。

  問題文は、クリーニング店に染みのついた
  ブラウスを持ち込んだ客と店員の会話。

  お気に入りのブラウスについたインクの染み、
  「消せますか?」と聞いたお客に対して、
  「残念ながら、このシミは 消えません、取り去れません よ。」
  と、店員が答える、という場面ね。

心結ママ:ふんふん、なるほど。
  ねえ、たくさんあるの?なんとか sene って動詞。

男性:結構あるよ。例えば…。
  andarsene, venirsene, partirsene, starsene,
 tornarsene, farsene, uscirsene ......ecc.


心結ママ:結構あるねぇ。

男性:このタイプの動詞は、こういう構造になっている。
  再帰動詞 + ne 。

  つまり、andarseneandarsi + ne
  venirsenevenirsi + ne
  partirsenepartirsi + ne

心結ママ:ふんふん。

男性:まあ、意味はほとんど元の動詞の意味と同じだからいいとして…。

心結ママ:問題は活用よね。

男性:今回は、単純時制 の活用を覚えよう。
  andarsene で見てみよう。

  andaresene
  3つのパーツ に分けて活用させる。

心結ママ:はい。

男性:活用させるときは、この3つのパーツの順序が変わる。

心結ママ:ほお。

男性:つまり、こういうこと。


  で、それぞれを活用させるんだけど、
  まず、先頭の se
  これは 人称代名詞 だから、人称 によって、
  以下のように変化する。


心結ママ:なるほど。

男性:で、次の neそのまま 。変化しない。



心結ママ:ほぉ。

男性:で、動詞の andare は普通に変化させればいい。



心結ママ:なるほど。

男性iome ne vado
  tute ne vai
  lui, leise ne va ということになる。

  で、活用の方法は、他の時制でも同じだ。
  前半部分は同じで、 andare だけ
  時制によって活用させればいい。
  
  直説法半過去 は… 。



  直説法遠過去 なら…。



  そして、直説法未来



  お次は、接続法現在



  それから、接続法半過去



  そして 条件法現在



心結ママ:まあ、こうやって説明聞けば、
  なんてことないわね。
  案外、簡単、簡単。

男性:じゃ、問題の答合わせと行こうか。

心結ママ:はい。



心結ママ:もう、これは簡単。b ) se ne va が正解。

男性Va bene.

  今回は 単純時制 の活用を覚えてもらった。
  次回は 複合時制 の活用はどうなるか、
  見ていこうね。

心結ママ:は~い チョキ

  ≪問題文日本語訳≫



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