アパレル レナウン・ショック | diary of trial and error (new title)

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ネットのフリマで2~3年前に夏物の衣類を買っててサイズもちょうど良く気に入ってるので、夏も近くなりもうちょっと欲しいなと、タグをみました。「レナウン」と書いてあります。ああ~あのレナウンだな~と、 (名前だけは知ってる)。で、レナウンを検索して「2020年5月に民事再生法適用を申請」、会社が消滅してしまったようです。(それで在庫処分セールなどで格安に買った人がネットフリマ・オークションで転売してたんだな~と)。(やはりショックですが、レナウン・ショックといったようです)。

 

NHKのネット記事ですがレナウン  2020年5月15日 23時19分

レナウンが東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請して受理されたことを受けて、東京証券取引所は東証1部に上場しているレナウンの株式を来月16日に上場廃止にすると発表しました。

 

「レナウンは1902年、明治35年に大阪の繊維の卸売り業者として創業したアパレル業界の老舗です。社名は1922年 大正11年 に当時、繊維産業の先進国だったイギリスの皇太子が来日した際の巡洋艦の名前から付けられました。」(NHK-Webの記事)

 

Wikipedia で「レナウン」という会社を調べ、またびっくりでした。

社名の由来は、1922年1月、大正11年 イギリス皇太子(後のエドワード8世)のお召艦巡洋戦艦レナウンが訪日した際、水兵がかぶっている帽子の金色の RENOWN という文字のスマートさに見とれた佐々木が、これを商品名にしようと思いついたという[7][注釈 1]。また、グループ内の紳士服ブランド・ダーバンも、供奉艦として「レナウン」に同行していたイギリス軽巡洋艦「ダーバン(英語版)」から命名したものである。
(エドワード8世は、「アメリカ人女性ウォリス・シンプソンと結婚するためにイギリス国王としては歴代最短の在位期間わずか325日で退位した「王冠を賭けた恋」で知られている。 」・・ 映画「英国王のスピーチ」のお兄さんが日本に来たイギリス海軍のお召艦「レナウン」。しかも、お供の船の軽巡洋艦「ダーバン」からグループ内の紳士服ブランド”ダーバン”を命名した。」と・・

 

(脇道の話しで) プリンスのエドワード8世が来日時の写真がいくつかWikipediaにあり、写真をしっかり見ると、余興で撮った”車夫姿”のコスプレ写真の法被「○に”高”のマーク、はっぴの右に高島屋呉服店」、左に「配達部」と書いてあり、これまたビックリです。(おおー高島屋か~と)

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/68/Edward_VIII_wearing_Happi_1922.jpg

 

 

 

レナウンというと、やっぱりテレビCMだと思います!

 子供の頃からテレビでみた覚えがありますがここ数日、YouTubeで見まくりました。

2つ歌があって:

1つめ小林亜星の「レナウン・ワンサカ娘 '64」

(1961年?~弘田三枝子さん~)60年代の初めのころは白黒アニメ. 1964年の弘田三枝子さんの歌、白黒のアニメをYouTubeでみえます。

1965年、シルヴィ・ヴァルタン(Sylvie Vartan)来日で、それでか? Sylvie Vartan バージョンの「ワンサカ娘」・・ ヴァルタンが出演のテレビCMもYouTubeで観えます。
(シルヴィ・ヴァルタンをしらべるとブルガリアの人で家族でフランスに亡命したとか、+Wikipedia)

ヴァルタンは19歳の初渡米でニューヨークでTV出演も行い、滞在中に見た「1つの文化であると同時に厳しいビジネスでもある尊重されたアーティストの存在」に衝撃を受けた。「ニューヨークしか夢見ていなかった」シルヴィに「ニューヨークはアメリカを発見させてくれた」。当時フランスは、アメリカン・ロックのカバー曲を歌うシルヴィたちティーン世代の振興音楽を「Yéyé(イエ・イエ)」と揶揄(やゆ)し一まとめに括って中味も才能もない歌手のように捉え・・・
黄金の60年代の若者達の「Yéyé(アメリカン・ロック)」への過激な熱狂)
(Wikipedia)

 

どうも欧米で YeYeというのがあった、YeYe族とか?

 既成の概念にとらわれない自由に生きる・・・YEYE

 

1967年に2番目の「レナウン・イエイエ (イェイェ)」 ができ1967年、たった30回だけオンエア

 (「ワンサカ娘」にもイエイエ(YeYe)のフレーズあるのです) 

 

広告・テレビCMにこれは大きな転機だったようです・・ (アドミュージアム東京のYouTubeです)

 

1967年の(カラー)テレビCM レナウン・イエイエは世間・広告業界に衝撃をあたえた

 ・時代の流行を先取りするCM

 ・時代の感性を広告が作って行く

 ・女性たちにもっと自由なファッション、

  もっと自由に生きようというメッセージをあたえることができた。

    (上記のアドミュージアム東京 YouTubeより)

 

これまで、イエイエのメッセージの意味をしりませんでしたが、強い意味があったのだなと・・

( YouTubeの、1975年頃、1980年代、1990年頃?のCMの変遷が興味深く、レナウン

  つづくかも? )

 

これは書いておかないと、

レナウンは2020年に「アーノルドパーマー(傘のマーク)」のブランドをライセンス契約していたが、契約解除。「ダーバン」「シンプルライフ」「アクアスキュータム」などのブランドも譲渡。