私が親の介護をしていて反省する事々です | diary of trial and error (new title)

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その時に熱中していることを調べ書いております。(ブログは無収入で中立です)。無職の耐乏生活で書いており、直近の問題を文章で考えながらのブログですが、お役に立てば幸いです。うつ気味の時はやる気なく更新が滞ります。イイネいただければ元気いただけます。

在宅介護を数年やって、やっと分かって来たことがいくつかあります。

 

1)「どんな夫婦でも、どちらかが亡くなると、残された方はかなりガックリ来る」

 父が亡くなった後、それが良く分かってなかったのです。

 うちの母はしっかりやるだろうと想像していました。

 母を一人で田舎の家に独りで住まわせていましたが、

 人の出入りは少なく、家に人が尋ねて来ない。

 家で転倒して半日後独りでもがいて、近所の人に助けてもらい入院。

 退院後、兄妹の家で介護をしてもらっていたのだけど、

  皆仕事に出た日にまた転倒で完全に歩けなくなった。

 

  父が亡くなった後に、相談して、母をどこかの家族に入れるべきだった。

同居するか、私が月一は田舎に行きもう少し面倒を見るべきだったなーと。

 (伴侶を失うと気力は弱る。これは将来、自分にもあるんだと悟りました)

 

2)介護の初期の頃は本人は元気があります、文句も言います。

  この頃に本人のワガママを聞き流しながら、

  介護を受けるトレーニングを本人に上手くさせてたらなーと思います。

   例えば、紙オムツでトレーニングでポータブルの頻度を決める、

   水分をしっかり摂るクセをつける(脱水防止、便をやわらかくする)。

   主治医看護師さんと日々飲む薬を決めて行き、

     それで、薬の飲み方・効き方を本人に何度も易しく話す。

   (下剤だからといって、すぐ下痢になるわけでもないです)効き目も味わってもらう。

 

3)デイやショートステイの施設を馴染ませる。馴染む施設を探す。

自分が馴染みやすいデイサービス、ショートステイの施設での様子をチェックする。

   本人が言う施設の不満点を納得しない:その不満点は機能維持のために必要なことがある。

   家族がデイサービスの記録、ショートステイの記録をしっかり目を通す。

   家に送り際の介護士さんの説明を聞く。

   迎えた時の表情を見る、帰ってから自宅での様子、、

   観察して、馴染み具合(利用満足)を知る。

   どこか馴染みやすい施設があるはずです。

 

歩行が出来なくなり数年たち、老衰もあるのか、他の機能がめっきり落ちていきました。

脳の働きも落ちて行きます。

呼吸が深く出来ないので発声も弱くなり、

自己主張、文句(ワガママ)も徐々に言わなくなります。

赤ちゃんが、成長して、反抗期の幼稚園児になるのの、逆のことなのかなと。

 

私はこれから数年は介護を続けたいと思いますが、、