【小記事】浮間公園のササゴイ、今年も飛来中です(6月14日撮影) | 首都圏生きものめぐり ~関東の動植物に会いにいくぶらっと散歩~

首都圏生きものめぐり ~関東の動植物に会いにいくぶらっと散歩~

雑誌編集者である著者が自ら首都圏の公園や自然地に足を運び、そこで出合った生きものの情報をお届けします。
都会の印象が強い東京にも、カワセミやタカ、多くの昆虫が暮らしています。「首都圏ってこんなに生きものが多いのか」と驚かされる情報が満載です。

今日は時間もアレなので、サクッと報告。

毎年夏になるとやってくるササゴイ

今年も浮間公園に飛来しております。

現地の探鳥ボードでも大抵トップに

書かれており、ここの代表種であることがわかります。

 

 

 

 

 

浮島に3羽。こんな目立つ場所に

一気に複数羽くるのは珍しいです。

 

 

 

 

 

後ろから風が

不愉快そうな顔になっているのがポイント

 

 

 

 

 

本来は警戒心が強いらしく

カメラを向けると逃げることも多いのですが

この個体は大人しくジッとしていました。

バーダー的にはありがたいことです。

 

 

 

 

 

羽を大きく震わせるササゴイ

まだしばらくは観察できることでしょう。

 

かつて、バードサンクチュアリの古い木を

何本か伐採した際には、一部反対の声が挙がりましたが

結果的にササゴイの繁殖には影響しなかったようです。

 

 

 

 

 

花壇も賑わってまいりました。

もっとも、この時まだ咲いていたオルレアは

今ではもう花期を終えているはず。

この後、夏の花風景に変化していきます。

 

 

 

 

 

 

ニホンミツバチも元気でした。

2つとも巣は健在です。

 

 

 

 

 

タチアオイの花も上がっていました。

 

 

 

 

 

いつも盗蜜ばかりしているクマバチ

さすがにタチアオイでは正攻法(?)で

吸蜜するしかありません。

結果、ミツバチなどよりも大量の花粉を

運ばされる羽目になりました。<(_ _)>

 

 

 

 

 

アジサイの良い時期です。

 

 

 

 

 

 

花粉を求めてコアオハナムグリ(左)が訪れ、

カノコガ(右)は葉の裏に身を隠す……。

観賞用植物として人にとって人気のアジサイも

立派に小さな生きものを支えているとわかります。

 

 

 

 

 

最後に、ちょっと大きくなった

カマキリの幼虫です。最近公園等でも

たまに目にするようになってきました。

真夏以降が楽しみです。

 

 

 

 

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 (講座の概要につきましてはこちらをご参照ください)

 

 

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