セレブレーション オブ ライフ | ココロはかき卵

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良いも悪いも思い切りてんこ盛りの東海岸の街で日々、ホームレスやmental illness、薬物依存症と向き合う日々の徒然。

フィラデルフィアはこの週末、猛烈な熱波に襲われております。 
6月に体感でほぼ40度の気温って、この先の真夏はどうなるんかい、って感じ。要らんわー。 

この酷暑の中、去年9月に酷い交通事故で急死した友人のDaveを偲ぶ会に行ってきました。 


その時に車を運転していて生死を彷徨う状態から回復、リハブの長い道のりを経ていたDaveの弟さんが何とか歩行器で少し動けるようになったの見て、姪っ子さんが企画されたんです。 
沢山の参加者があって、いい会でした。 

しっかり者の姪っ子さんが(弟さんの娘)が事故直後から事故にあって重症、重体の自分の両親のケアやDaveの死後の処理からと、ずっと全ての面倒を見て、ここまでまとめ上げて来はったのには頭が下がります。 

会はCelebration of Lifeとして、悲しむ集いじゃなくて、Daveとの楽しい思い出、故人の逸話などをシェアする集いにする目的で、大成功でした。 

参加したのはDaveの弟さん夫妻、姪っ子さんご家族、Daveのいとこ達、Daveが長年勤めていたオフィスからの人達に彼が長年ボランティアで運営委員会に関わってきたフィラデルフィア アートショーの面々など。 

色んな参加者の方とDaveの思い出話に花が咲き、知らんかった事も分かったり、といい時間を過ごしました。 

Daveは個人主義の人だったので、家族にも自分の生活や友人関係などはほぼ話すことは無かったよう。それで姪っ子さんは叔父の連絡関係や重要で後処理必要なことは何かと探し当てるのに大変な苦労をしはった。 

奇跡的にスマホのログインパスが分かって、そこから会社関係や友人の連絡先を伝いはったんです。 
その経緯で私らにもDaveの訃報をメールしてくる事が出来ましてん。 

姪っ子さんは偲ぶ会で、未だに叔父のラップトップにアクセス出来なくて苦労してるんですと言ってはった。Daveの日常があまりにも見えなかったんで、叔父はCIAにでも関わってたんとちゃうやろか、って冗談を言ってはりましたワ。 

Daveの事をわかってる皆は大笑い。 

うーん、でもDaveは従軍してたし、軍隊でドイツ語通訳もしてたなぁ。ひょっとしてはてなマークビックリマーク

Daveはとにかくいい人で、どの人も偲ぶコメントでは、Daveが人の批判や悪口を言っているのを見たことがないと語っていたなぁ。 

ホンマにその通りの人柄でした。 

事故の半年くらい前にようやく決断してせっかく行った旅行先の英国でも写真もひとつも取らずだったDave。 
自分の心に残すのが目的だから、と言ってたのは彼らしい。 

Daveは長年古いブラウンストーンのアパートに住んでました。大家さんとは長年の知己になり、近い友人にもなってたです。 

その大家さんも偲ぶ会に来られていたので色々とお話しました。大家さんはもうかなりの高齢です。その大家さんがこんなエピソードを話してくれました。

Daveが亡くなった後に大家さんの娘さんが夢を見た。自宅で誰かがドアを開けた音を聞いたので弟が入ってきたんかなと振り返ると、Daveがそこにいたそうです。Daveの顔にはアザや傷があったけど、彼はあの穏やかな笑顔で僕は大丈夫だから、って言ったそうです。 

知らせに来たんや。 

なんか、聞いてホッとした。 

Daveは今は向こうで好きなオーケストラ音楽とか楽しんでると思う。 
せやけどDave、私と夫君にも挨拶に来て欲しかったなぁ。 にっこり

 偲ぶ会の後で、夫君とDaveのお墓に寄ってお花を置いてきました。 
クソ暑いんで早々に引き上げましたが。にやり

 We miss you, Dave!!


アメーバアプリを入れ直したら、写真がアップ出来るようになりやした。やれやれ。