現と前大統領の討論会は惨憺たるモンでテレビのコメンテーターやキャスターなんかも批判や討論で渦が巻いてたアメリカでした。
討論が衰えの強調の場になってしまったおじいちゃまとハッタリかまし続けるマフィアまがいのジジイで大統領選を争うなんてのはどうよ。
現大統領は体調が悪い感じだったけど、あれだけのポジションになると、それは言い訳にならないでしょ。
あの酷い討論を見て、この国の先行きが不安になったのは私だけやないやろう。
両党派とも頭のキレる若手が党内に居ないわけじゃない、けど若手に道を作らない、作れない。政治の闇の駆け引き部分があるし、その力の方が物を言う世界でしょ。
今回の大統領選挙戦を見て思い出したのがオバマ前大統領の時。
オバマ前大統領が彗星のように大統領選に出てきた時の皆の興奮度はすごかった。
そのカリスマ性で皆の希望と活力が爆上がりした瞬間でした。
オバマ前大統領の就任式の時は仕事の移動中にダウンタウンのビルにある巨大スクリーンに映し出された就任式を見に立ち寄りましたです。
大勢の人が見入ってました。
それくらいの希望と関心があった大統領の就任式でした。
今回はあまりにも希望が無さすぎる。
将来を担うジェネレーションZの多くがこの政治の体たらくのせいで投票すらする気もないというような気になる話も聞いてます。
私はグリーンカードホールダーなので選挙権が無い。
ステイタスはpermanent residentでソーシャルセキュリティ基金や税金もお給料から払ってるけどアカンのです。参政権はもらえない。
なら、市民権取れやって言われるでしょうね。
でも、市民権を取るというのには二の足を踏んでます。
日本は今だに二重国籍を認めてないでしょ。
アメリカ生活が長くなってもまだ日本国籍を放棄する気持ちにはなれてません。
多くのグリーンカードホールダーの日本人が同じ気持ちなんちゃうかな、と思います。
アメリカのグリーンカードホールダーの数はかなりのものです。
グリーンカードホールダーの数がダントツ多い州がカルフォルニア、ニューヨーク、フロリダ、テキサス。
ペンシルバニア州では去年の統計では260,000人のグリーンカードホールダーが在住。上記州ではそれより一桁多い数です。
だいたい何処の州でも6割から8割のグリーンカードホールダーが市民権獲得出来る枠に入ってる。という事は、安定して長期滞在してる人が多勢と見ていいのでは?
多勢のグリーンカードホールダーは25歳以上。
ちゅうことは就労してる人も多いでしょう。
つまり、税金を収めることも含めてアメリカ社会に深く関わってるポピュレーションと言えますでしょ。
そういう人口をある程度のガイドライン設定の上ででも選挙に加えるとどうなるか。
共和党は移民大嫌い路線を疾走するけど、例えば、ラテン系(プエルトリカン)などは敬虔なキリスト教徒も多くコンサバな人達で、共和党が取り込みやすいポピュレーションに成りうる要素と思う。
そりゃ底辺で犯罪等絡んで不安定な人達もいますよ。でも、それが多勢と見てはいけないです。
今時のアメリカの人口の現実を見ると、そういう見直しも必要な時に来ているのでは、とも思いますのん。
ま、各党内でもハーモニーが取れてない状況ではそういう話題が出たとしてもまだまだ先の事になる議論ですな。
今は爺さん同士の対決の行き先が怖くて見たくないけど、目が離せないデス。