アメリカ式、お客様は神様です | ココロはかき卵

ココロはかき卵

良いも悪いも思い切りてんこ盛りの東海岸の街で日々、ホームレスやmental illness、薬物依存症と向き合う日々の徒然。

夫君と私は週末にはパブご飯しに行くのが大抵のパターン。

幾つかよく行くパブがありますねん。

夫君はハッキリ言ってグルメから程遠い人。典型的なアメ飯で育った人ですな。

私と会うまではアジアングルメやエスニック言うたらアメリカの街なら何処にでもあるチャイニーズテイクアウト(大抵コテコテで大盛り)の不味い経験しか無かったお人です。

これは知り合ってから矯正、開眼してもらいました。
ウインク

と言っても、やはり好きなのはパブのサンドイッチにクラフトビール、が本音は変わらんな。

なので、週末に行くのはそれなりにゴハンの質も良くってお値段もリーズナブルなパブ飯が多いですワ。
イタリアンとかは誕生日とかに行ったりしますけどね。

ローカル(地元)に根付いてるパブには意外にお料理がイケてるところもあって、そんな所を見つけると嬉しいもんです。

昨夜訪れたのは私らのお勧めパブリストに入ってるところのひとつ。

フィラデルフィアの北東部にありますのん。
夫君が仕事でその方面によく行くんだけど、その時に見つけはった。

いつも地元民で賑わってるパブです。

余談やけど、前々回の記事で書いたように、フィラデルフィアは地域によって住民の色合いが全く変わる典型的なアメリカの都市。

このパブのお客さんもその辺りのローカル色が色濃く出てますな。

ここのパブの何が凄くて他のパブでは見ないモンて言うと、、、

そのオーナーですのん。ニコニコ

このオーナーのおじさんはいつもパブに居てはって、お客さんが来る度に近寄ってそれは気持ちのいい笑顔で

 "よー来てくれはったビックリマーク照れ 

って、挨拶するんですよ。

常連さんやったらハグして、握手して。

そんなん、他の何処でも見た事ない。

日本でも 店員が"いらっしゃいませー。" って言うけど、オーナー自らそこまでウェルカムするってのはあまり無いんちゃいます?

このオーナーさんはそれにとどまらず、店の様子を見て多忙なスタッフに混じって、テーブルは拭くわ、バーカウンターでビールと注ぐわ、キッチンのチェックをするわと、とにかくキリキリと働いてはる。

バーテンダーやサーバー達もフレンドリーで優秀。

ご飯は典型的なアメリカンパブ飯が主流やけど、アントレーと呼ぶメインディッシュなメニューも有ります。メインはパスタとか鶏料理とかパブによって色々ね。
何処のパブでも大抵、このアントレーはメニューにあるので、私はそういうのをよくオーダーしますのん。

ここのシーフードの扱いは驚くほど上手で、こんなローカルパブで!?, とビックリした。

エビとホタテのパスタなんて、エビもホタテもパーフェクトな出来合いで、パスタもアルデンテ。ウインク

シーフード使ったメインディッシュは$20以上する事が大抵やけど、ここはこの驚くレベルで$20以下。

昨日はマグロステーキにしたけど、これも中はピンクで上出来のグリル具合。焼きすぎでカチカチのが出てくるんちゃうか、という懸念は無用でした。サイドのサラダなどもてんこ盛り。
それで¥15くらいってリーズナブル過ぎるワ。


夫君はグリルチキンサンドにしはったけど、チキンのデカさがハンパなかった。
しかも美味しい。

そりゃ、ビールもワインも進みますよ。生ビール赤ワイン

ご馳走さんでした。

昨日はオーナーがテーブルに挨拶に来てくれた時に、私の名前を思い出そうとそれは必死だったので一緒に笑ろた。爆笑
そんな風に客一人一人に近寄れるオーナーさんですの。

なので、リピしてるパブのひとつです。照れ