昨日の宝塚記念は、一番応援していたブローザホーンが勝ってくれたのはいいが、◎ドウデュースが見せ場なく6着に終わり馬券は撃沈。それにしても、レース中に音を立てて豪雨が降り注ぎ、最後の直線は例年の新潟大賞典だったり、昨年の泥んこ馬場の皐月賞を見ているかのような外ラチでの大接戦。2着にその皐月賞の勝ち馬ソールオリエンスが顔を出してきたあたり、様々な条件がこの馬に向いたのだろう。それにしても、これがドリームレースなのかと思うとホント、悲しくなる。天候ガチャで結果が変わるのなら、ドリームカプセルレースとしたほうがいいかもしれない。
さて、そんなレースに大金を投じるなら…と、宝塚資金を回した京都8Rのフレミングフープ&スターリングアップは、馬場に切れ味を削がれて5、4着に敗れ、東京メインのパラダイスSのシュトラウスも、いつものことながら道中は鞍上とケンカまま直線で伸びを欠いて6着。ならばと、最後に望みを託した住之江準優11Rは、我らが長嶋万記が3着敗退となったが、皮肉にも舟券はヒットしてしまって3連単2470円。こんな流れの一日だったのかと、すべてが終わってから気付かされたのだった。
さて、POG。
新たなPOG生活の開幕週が、3頭で②①②着だったあたり、連対率が高くて勝率が低い脚質は、舞台は変わってもなかなか変わらないもんだと実感させられる。いや、むしろクラシックへのこだわりはさらに増すばかりなので、緩さが残る2歳戦ではこうした取りこぼしがもっともっと増えていくことになるかも。
今週から夏のローカルに突入し、舞台が福島と小倉になる。クラシックを目指すような馬なら小回りデビューは避けて、次の新潟・中京を待つだろうから、この2場での指名は見送るつもりでいる。
その先の新潟では、すでに指名候補馬のデビュー予定が出ているので、順調にいけばそのまま軍団入りすることになりそう。
その馬とは、ジェゼロ。
母はラルケットというわけで、昨年1位指名して大失敗したラケダイモーンの弟である。父がレイデオロからサートゥルナーリアになったので、兄のような一本調子のダラダラとした走りは解消され、ロードカナロア産駒の兄姉、ステルヴィオやウンブライルのような決め手が備わっているのではないかと期待している。
注目のデビュー戦は、8月4日の新潟1800。ワタシ同様、ラケダイモーンを管理した須貝師にとっても、弟ですぐに巡ってきたチャンスだけに、川田できっちり勝ち上がりたいだろう。2年分の活躍を願っている。