ディープインパクトとの思い出は本当にたくさんあったが、ここから先は後継馬について考えていこうと思う。
2010年の産駒デビュー以来、ワタシもPOGで「DI指数」や「DIリスト」を元に走る産駒の傾向を出し、毎年数頭ずつ指名してきたが、残念ながら5頭のダービー馬には出逢えなかった。代表産駒と呼ばれる収得賞金上位馬から見ていくと、我が愛馬が出てくるのは23位のハープスターが最初で、27位スピルバーグ、28位ダノンバラード、35位シンハライト、45位トーセンレーヴと続くが、クラシックを制したのは牝馬ばかりで、牡馬は古馬になってから活躍した遅咲きが多い。
そもそも、収得賞金NO1が牝馬のジェンティルドンナであり、3位も牝馬のショウナンパンドラで、牡馬は1月生まれのサトノダイヤモンドやマカヒキに、マイラーのミッキーアイルである。産駒全体の傾向としてはやや晩成にシフトしていて、そうした中から数少ない早期完成型の牡馬や仕上がり早の牝馬が、たまたま成長曲線とクラシックの時期が合致したといえるのではないか。
今後、残された産駒から真の後継種牡馬を求めるとすれば、極端な早生まれではピーク時期も早まって、一時的に賞金は稼ぐが、その後の尻すぼみが明らかなので、やはり父同様に3月あたりの生まれで、2歳暮れからクラシックに向けて順調な成長曲線を描く馬が理想となる。そんな産駒に巡りあえる確率は本当に少ないだろうが、今のところ今年のラインベックも2戦2勝でその資格は有しており、これからデビューを控える我が軍団にも候補はいる。何とかワタシの元からそんなスーパーホースが誕生することを、かつてのディープのPOとして切に願う。