㈱まろ航空~飛ばないCA~ -105ページ目

昔のこと。③


給食の時間、当番の子達は給食を各班に配る。





私にだけ、給食は配られない。

仕方なく、自分でひとつひとつ取りに行った。






給食の時、班は机をくっつけて、みんなで食べる。

女の子達は、自分の机を私の机とくっつけるのを嫌がった。





私は、机を動かさず、そのまま一人で食べた。




お皿を下げるのも、私の分だけ残された。

昔のこと。②


それからは、毎日毎日一人で過ごした。





休み時間も一人だった。


女の子達は、休み時間になると集まって、私に聞こえるくらいの声で悪口を言っていた。





私は、聞こえないふりをして、ただただじっと休み時間が終わるのを待った。

昔のこと。



小さい頃は、すごく活発で天真爛漫な子供だった。


勉強よりスポーツが得意で、毎年運動会が楽しみだった。



友達と毎日たくさん遊んだ。



そんな楽しい毎日が、小学5年生の時、壊れた。




朝いつものように登校して、クラスに入ると、女の子達が私を見て逃げた。



気のせい?って思ったけど、時間とともにそうじゃないことを確信した。




話しかけても、無視される。他のコも同じだった。



私の方を見ては、みんな集まってヒソヒソ話している。





…私、何かしたかな?


自問自答を繰り返しても、答えは一向に見つからない。


気づかずに何か悪い事したなら誤りたい。


でも、それすら教えてもらえない。






私は、クラスでひとりぼっちになった。