㈱まろ航空~飛ばないCA~ -103ページ目

昔のこと。⑨



いじめは、学年が変わるまで続いた。



地獄の一年だった。









私はこのいじめを機に、人の目を異常に気にするようになった。







天真爛漫だった私は、自分を隠すようになった。





今でも、他人にどう思われてるか怖くなる。







人に嫌われるのが怖い。






トラウマを克服して、本当の自分を取り戻すには、まだまだ時間が必要なのかもしれない。

昔のこと。⑧



朝学校に行くと、女の子達が私の元に駆け寄ってきた。





「○○さん!私達の事、先生にチクったでしょ!!最低なんだけど!」





一人ひとりから罵声を浴びせられた。





「…私、言ってないよ…。」





そう言い返すのが精一杯だった。







算数の時間の直前、リーダー格の子を含めた数人が私の所に来た。





鼓動が早くなった。





「○○さんの事なんて、みんな大っ嫌いだから。覚えといてね。」






ただそれを言うために来た。







私は、初めて泣いた。






泣くつもりなんてなかったのに、止められなかった。






算数の授業が始まっても、机に伏せたまま、泣いた。






先生は、授業を進めながら私のもとへ来て、頭をポンポンと軽く叩いた。

昔のこと。⑦


ある日の放課後、保護者の懇談会があった。





その夜、母が私に言った。



「学校で、いじめられてるの…?」




びっくりした。
何故母が知っているのだろう。





「なんで?」


私はしらをきるつもりだった。




「今日の懇談会で、先生がお母さん方の前で『○○さんは▲▲さんを中心とした女子全員からいじめを受けています。』って言ってたのよ…。」





先生、やっぱり分かってたんだ…。



でもそんなこと言ったら、仕返しが怖いよ…。





案の定、翌日はすごかった。