スクールメソッド(右脳教育、感情コントロール)で学びを好きに! -4ページ目

スクールメソッド(右脳教育、感情コントロール)で学びを好きに!

子供の教育事業を展開。「飛び級」もあり、右脳開発もあり。曖昧な知識を脱却し、理解をするためのノウハウをレクチャーしています。

というコメントを、体験に来た子供達が言います。

「学校の授業が面白くない」(先生方、すみません…)という意見が大半と、授業を聞かない同級生がいると、授業にならないのでつまらないと言います。

またどこかのタイミングで、判らなかったことがあると、そのまま進んでしまうので、余計に授業がつまらなくなる。

ということが往々にしてあるようです。



塾も色々な形態があるので、何とも言えませんが、講習タイプだと、面白味は薄くなるかもしれませんね。

話の内容が面白ければというのと、この形態は大体進学塾さんが多いので、子供達はしっかり聞くのだと思います。

うちに来る子は、超出来る子もいれば(学年1~3位位)、下の方で彷徨っているメンバーもいます。

その彼等全員が面白がるというのは、なかなか大変なのです。

そこで、やっているのが、出来る子たちには、内容が難しくても考えるプロセス、理解して覚えてできるようになることを中心に進め、出来ない子は、出来る所からやって点数が取れるようにする「=理解することが増える」ということが面白さに繋がっているのかと思います。

ま、考えている間とか、間違ってしまった時とかの、こちらのリアクションもありますが、間違えても、判らなくても
「あ~~、そうすれば良いんだ!」が判ると、次が楽しくなる=解けるということになります。

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今日も、問題の解説をしている時に、

「判った??」と聞くと
「多分」という返事。

「ん~~、じゃ、今の問題説明してみて」と言うと、
「あ、、良く判らないです」

という感じなので、ちょっと基準を言いました。

「判った=理解をしたかどうかは、自分が判断できる。
その時の基準は、問題を説明できて解けるというのが「判った」という基準。」

「80%、90%判っていても、説明できなければ0%と同じなので、その時は「まだよく理解できていない」という感じの返事をしよう」



というと、本人、

『あ、、なるほど。そんな感じで返事をすれば良いんだ』みたいな雰囲気でした。

プリントを解いていても、100%判って解いたものと、微妙な感じで当てずっぽうで解いたものでは全然意味合いが違います。

そして、もしこれが「微妙」な状態で正解になってしまうと、絶対見直しをしないと思うので、その問題には必ずマーカーやチェックマークを書くようにさせています。

驚いたのは、3年生の女の子で、入ったばかりの子が、プリントを見たらできなかった所に〇印をつけて提出してきました。

また判らない所をはっきり

「ここが判らない」と質問をしてきました。

説明をすると、すぐに分かった感じで、問題が解けそうでしたので、類似問題を解いて貰うと、案の定、すぐに解けていましたね。
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「文章問題が苦手」というメンバーが相変わらず多いです。

ご家庭で親御さんがこの手の取り組み方をアドバイスする時、

「国語力(読解力)が無いから本をしっかり読みなさい」みたいなアドバイスをすると、ちょっと本末転倒になってしまうかもしれません。

確かに読む力が無いのかもしれませんが、文学作品を読んでも、数学問題は解けるようにはなりません。

まず基本的に、「文字が多い」というだけで問題をしっかり読まず(下手をするとやらない)、解こうとしたりします。

でも、書いてある内容が判らないと、正解からかけ離れた答えを求めてしまいます。

そこで、子供達には、文章を一緒に読みながら、文節ごとに区切りながら内容を聞いていきます。

「~~…、ここまでは判った??」

場合によっては、そこまでの内容を子供に説明させます。

「2桁の整数があって、、」という時、この2桁の整数とは?みたいに聞いてみます。
結構答えられなかったりしますので。(笑)

そうやって、問題を最後まで一緒に読むと、何となく解き始めたりします。(笑)
(食わず嫌いでは無く、読まず嫌い…??(笑))

その後は、解く時の方向性を考えさせます。

・最初に○○を求めてから、次に△△を求めて…

となれば、ほぼ解けたも同じです。

それを繰り返して、色々なパターンをやってみるとそのカテゴリの所は克服することが結構ありますので、まずは一緒に読むところからスタートしてみて下さい。

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さぁ、最終回です!(笑)

以前の記事の内容は以下のURLです!

~見ない君は損してるって知ってた?~

▼なぜ、多くの生徒は「後ろのページ」を見ないのか?

~資料集の後ろのページには、どんな「宝物」が~

▼「後ろのページ」を使いこなすための実践テクニック!
では、実際にどうすれば資料集の後ろのページを効果的に活用できるのでしょうか?

△まずは「ざっと眺める」ことから始める

難しく考えずに、まずはどんな情報が載っているのか、パラパラと眺めてみましょう。意外な発見があるかもしれません。苦笑

△教科書・資料集の本文と「行き来」する

教科書や資料集の本文を読みながら、「この場所ってどこだろう?」「この出来事っていつ頃のことだろう?」と疑問に思ったら、すぐに後ろの地図帳や年表を開いて確認する習慣をつけましょう。

△「なぜ?」を意識してデータを見る

統計資料を見る際は、単に数字を追うだけでなく、

「なぜこの数字なのか?」
「この変化は何を示しているのか?」と、
常に「なぜ?」という疑問を持つようにすると良いかと思います。

そして、その疑問を解消するために、本文や他の資料と照らし合わせてみましょう。

△自分だけの「メモ」を書き込む
┗ノート作りにも役立つ

資料集の余白や付箋を使って、気づいたことや疑問点、他の情報との関連性などを書き込んでみましょう。
自分だけのオリジナル資料集にすることで、より愛着が湧き、学習効果も高まります。

△テスト前には必ずチェック!

テスト範囲に関する地図や年表、統計データなどは、必ずテスト前に一度目を通しておきましょう。思わぬヒントや、知識の整理に繋がることがあります。

△まとめ

資料集の「後ろのページ」は単なる付録では無く、「未来」を拓くカギとなります!

なぜなら、受験にはこの内容を知った上で、更なる問題が出題されるからです。

※○○が19**年から減少していった理由を端的に述べなさい。

などと出題されると、結構深堀をした内容を知らないと解くことができません。

ということは、

・知識を多角的に捉える視点
・情報を整理し、分析する力
・「なぜ?」を追求する探求心


ということを考えるためにも「後ろのページなんて、テストに出ないから見なくていいや」と考えるのではなく、「最高の勉強ツール」だということで、有効利用をしてみて下さい。

さあ、今日から「資料集マスター」を目指そう!(笑)

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前回の記事の内容は以下のURLです!

~見ない君は損してるって知ってた?~

▼なぜ、多くの生徒は「後ろのページ」を見ないのか?


では、具体的に資料集の後ろのページには、どんな「宝物」が隠されているのでしょうか?

1. 知識の「点」と「点」を「線」で繋ぐ「地図帳・年表」

理科や社会は、単なる知識の羅列ではありません。様々な事柄が、時間軸や空間軸で密接に繋がっています。

△地図帳

「なぜこの地域で〇〇が盛んなのか?」「〇〇の資源はどこで採れるのか?」といった疑問は、地図と照らし合わせることで、地理的背景から理解を深めることができます。

例えば、気候帯と農作物の関係、産業の立地条件、歴史上の出来事が起こった場所など、地図を見ながら思考を広げることで、単なる暗記ではなく、背景にある因果関係を理解できるようになります。

△年表

歴史の出来事や科学技術の発展、人物の功績などが、時間軸で整理されています。
一つ一つの出来事を単発で覚えるのではなく、年表で流れを追うことで、時代背景や出来事同士の関連性がより鮮明に見えてきます。

「この出来事が起こったから、次はこの出来事が起こったんだな」という因果関係を理解することで、歴史や科学の大きな流れを掴むことができます。

教科書の本文では、どうしてもページ数の都合上、部分的な説明になりがちですが、地図や年表は「全体像」を俯瞰するのに最適なのです。

2. 「なぜ?」を解決する「統計資料・データ集」

理科や社会では、グラフや表などの統計資料が頻繁に出てきます。
資料集の後ろには、さらに詳細なデータや分野別の統計が豊富に掲載されています。

「日本の人口推移ってどうなってるんだろう?」
「世界の食料生産量って、どの国が多いんだろう?」
「日本のエネルギー自給率って、どれくらい?」


こういった疑問を持ったときに、後ろの統計資料を紐解くことで、具体的な数字や変化の傾向を掴むことができます。数字は嘘をつきません。漠然としたイメージではなく、根拠に基づいた理解を深めることができます。

さらに、これらのデータは、レポート作成や発表の際にも非常に役立ちます。自分でデータを読み解き、分析する力は、これからの時代に求められる「思考力」や「情報活用能力」の基礎となります。

3. 疑問を即座に解決!「索引」

「あれ?あの言葉ってどこに載ってたっけ?」

勉強中にこんな経験、ありませんか?

索引は、まさにその悩みを一瞬で解決してくれる「魔法のツール」です。
単語を調べる辞書のように使うことで、効率的に必要な情報にたどり着くことができます。

分厚い資料集の中から目的のページを探し回る時間と労力を大幅に削減し、ストレスなく学習を進めることができます。
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