実は、結構多いです。。。大汗
中学生になってから塾に来る子がいるのですが、その際、どれ位のスキルがあるのかをチェックするのですが、簡単な計算や記憶がどの程度かを見てみると、計算が異様に遅い子供が時々います。
見ていると、分数で引っかかっている感じです。
中3でも、乗法公式・因数分解が出来ない(中3)⇒分配法則・方程式ができない(中2)⇒比例式・四則演算が出来ない(中1)⇒分数・小数の計算が出来ない(小6)…と戻って行くと、
例えば、
1 1
--- × --- (掛け算)
2 3
1 1
--- + --- (足し算)
2 3
ができない。
特に足し算となると2/5とかになってしまうことも多々あります。
通分という概念が判らない=計算ができないという感じです。
更に突っ込んでいくと、共通分母=最小公倍数の意味が解らず、掛け算をやって行くと所々間違えることがあり、九九をしっかり覚えていないというところに行き着くことも結構あります。
最初は、本人、「そんなことは無い」「判っている!」と言いますが、確認すると答えが出てこない。汗
・7×4=24
・4×6=28
・8×4=36
って、もうボロボロ…。汗
でも、そんなことが判って来ると、「そこからやれば良い」と理解をしたうえで、『頑張ってやってみよう』となり、やってみると解けることが判り、少し楽しくなり、「もう少しやってみよう」という感じになります。
この持って行き方がなかなか難しいこともありますが、取っ掛かりで前を向ければ、後は何とかなります。(笑)
頑張って欲しいものです。
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