いつの時代でもそうですが、勉強ができない子が取り残されることがあり、それがそのまま放置されているという現況もあります。
塾に来る子で、体験会の時に、
「本当に成績が悪くて大変なんです!」とママが説明してくる場面が時々あります。
ちなみに、昔は『補習専門』ということでやっていたのですが、成績優秀者も増え、難関校、国立などにも進むメンバーも増え、高校で上位成績優秀者も多数増え、大学も有名校、国公立などにも合格するメンバーも出てきましたので、進学も視野に入れた形態に変更しました。
かと言って、成績不振者を捨てたわけではありません。苦笑
有名進学塾では、入塾テストを行い、一定レベル以上の子を中心に講習を行うので、それなりの結果になるのでしょうが、うちはピンキリです!笑
しかし、中学の成績を見ると、それはそれは凄いことになっていて、学校はどのように対応をしているのだろうかと疑問になってしまいます。
学校によっては、補助要員も置いて指導をしているようですが、余りに格差があるとなかなか対応が難しいのかもしれません。
体験に来た子の傾向をみると、いくつかのタイプがあります。
1、不登校で授業を受けていない
2、ある時点で、授業がわからなくなり、そこから進んでいない
3、先生が嫌いで、授業を聞く気にならない
4、とにかく眠い!(若干、病的要素もあります)
5、LDなどの発達がある
そこで、簡単な分数の掛け算、足し算をやってもらいます。
(小学校3年レベル)
ここで通分が判らない、最小公倍数が判らないということがネックになっていることが結構多いのです。
そして、公倍数を求める時に、九九を確認すると、これも危うい。。。苦笑
(小学校2年レベル)
この現実を、初めて目にする親御さんもいて、超ビックリ…という場面も多いのです。
あとは、本人が短期記憶(覚えられるか)を確認してみると、実は難読漢字も覚えられる能力を持った子がほとんどなので(自分でもビックリすることが多い)、やり方をレクチャーすると勉強はできるようになります!
中学校では、もっと別の角度から指導をしているようですが、どこが判らないのかをしっかり確認をしてあげて欲しいですね。
それほどまでに、学力低下しているというのが現状ですので!
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