『テストの最後に見直しをしよう!』とよく言いますが、子供達はどのように見直しの作業をやっているのでしょうか?
塾でのプリントは、私が採点をして子供達に戻してから修正の作業をして貰いますが、2回目も間違ってしまった場合は、どこかやり方が間違っている、または認識が違っていることが考えられます。
特に数学などは判りやすいのですが、1回目はケアレスミス、計算ミス、符号間違えなどがあるかもしれませんので、それを見直し、修正して貰います。
その時はノートに計算プロセスを書いて貰うのですが、2回目も間違ってしまった時は、どこが悪かったのかを見つけて貰います。
計算ミスがどこかにあるのです!
ところが、思ったほどミスった所が見つけられないことが多いのです。
これは、「先入観」があり、自分のプロセスに従って再計算をしているので、間違ったところが判らない…ということになってしまうのです。
では、テストの時はどうかというと、殆ど見直しをしないか、見直しても「ザル」の状態で見直していると、間違えを見つけることができません。
間違った答えだと判っていても、なかなか間違ったところを見つけることが出来なければ、採点前(合っているかどうか判らない答え)の再計算は、殆ど効果が無いのかもしれません。
やはりこれは、修正の方法(間違っていると思って)を身に付けなければ、難しいのかもしれません。
現在の受験生の中で、やっと半分以上のメンバーが、このやり方を身に付け、テストの時の見直しで、点数を伸ばしたメンバーも出てきました。(笑)
しっかりとやり方を身に付けて欲しいと思います。