なんか究極の話題っぽいですが、やはり勉強を教える側としては、まずこの話題に触れない訳にはいかないかなと!(笑)
これもポイントは沢山ありますし、もっと言ってしまえば、やはり個別の対応になってしまいます。
教わる側が、全員モチベーションがあり、個別のスキル、バックボーンでの基礎力があるとかですと、グループ、教室という感じで進めることもできますし、レベルアップさせることは容易かと思います。
ただ、普通のレベル(若干、出来る子なども含みます)では、一斉にやることはできても、全員勉強ができるようにするのは難しいかと思っています。
個別の差は、科目にもよりますし、もっと言うと単元ごとにも出来る、出来ないが変わってきます。
では、「勉強できる、出来ない」は、どこで差がついてくるのでしょうか?
まず根本的なことは、「理解をして覚えているか」どうかということです。
この「理解をして…」というのが、なかなか曲者でして、私が講習をして、その時は「判ったつもり」になっていることが多いのです。
その時点で、問題をやらせると大体解けたりします。
ただ、少し時間が経ってくると、「思い出せない」ことが多く、結果、「問題を解けない」というルーチンになってしまいます。
ここで大事なのは、「本当に理解をして、印象に残った覚え方をしているのか?」ということになります。
「印象の残る覚え方」は、様々あるのですが、一番簡単に誰でもできるのが、「人に教える!」という、アクティブラーニング系の方法です。
■塾での風景(笑) 「お~、なるほど~~!」
これは、当然、相手があることなので、まず、
「自分が判っていて(理解をしていて)、判りやすい言葉で伝える」ということになりますが、相手が判らないことがあった場合、色々な言葉でアプローチをしなければなりません。
これが印象に残る作業になります。
普通、暗記をしただけ(インプットのみ)ですと、どうしても、思い出せないことが多いのですが、アウトプット(この場合は人に教える)をすると、『あ、あの時、○○君が判らなかったところを、こんな風に教えたっけ』と紐づけして思い出せるようになります。
これの面白い例がありましたので、次の記事で書きたいと思います!(笑)
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