【シナリオを書いているあなたへのお手紙 for you 島ちゑ】 ティファニー ブルー | シナリオを書いているあなたへのお手紙 for you 島ちゑ

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シナリオ・センター大阪校代表取締役 小島与志絵 ペンネーム 島ちゑのブログです。

 このところあった嬉しかったこと。

 ブルーのネイルをしていると、女子大生の受講生の方が、
「先生、授業と関係ないことですが、聴いてもいいですか?」と。

「ネイル、ティファニーのカラーですね。ヘプバーンお好きなんですか?」
 と声をかけてくださいました。

 そう云えばティファニーのボックスのカラー。まだ授業では『ティファニーで朝食を』のお話はしていないのですが、飛躍がステキです! 嬉しくなりました。誰が脚本家で誰が監督で、どこのシーンのこういった処がよくできていて… とつまり情報だけの社会はせちがらいものです。輝く眸でクルクル飛躍の言葉がかけられる女性になられることでしょう!

 シアトルに棲む友人からメールが。息子さんが線虫の研究をされているそうで、テレビに出られるとのこと。さっそくテレビを観ました。とても感激しました。と云うのは、線虫が癌の検査キットとして活躍しているのはご存じですよね? 未知数の可能性を線虫はもっているとのこと。将来、アンチエイジングに向けて新しい療法により一層、役立つであろう線虫。面白いのは体長0,2~0.5ミリの線虫に感情があると云うお話でした。こちらの環境は好き。こちらの環境は嫌い。と感情を有しているとのこと。

 果たして人間はと考えてしまいます。感情はどこへいったのやらとばかりの作品も少なくもなく。感情をもつことを濃いとか古いとか昭和的と思ってしまうのはなぜなのでしょう? おそらく文化の劣化からなのでしょう。青春ドラマの特権は恋。恋を来年は書いてみませんか?

 線虫の番組に感激したこと。未来に向けてこつこつひたすら研究に架けていらっしゃる姿に感動しました。

 可能性に夢をいただきます。