シナリオを書いているあなたへのお手紙 for you 島ちゑ

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シナリオ・センター大阪校代表取締役 小島与志絵 ペンネーム 島ちゑのブログです。


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「前向きな消去法」と云う意味では男性像も…

『弱い男が好き』(長澤節氏著)はわたしのバイブルでした。セツモードセミナーをなさっていた節さん。ファッションショーのゲートでさりげない白いシャツとジーンズで斜めに壁に凭れていらっしゃいました。かつて強い男であれと強いられた男たち。燃え尽きて、なにを遺したでしょう? 映画とモードをユーモアをまじえ謙虚に語りつつ奥に揺らぐことなくひそむ節さんの反骨精神。憧れを抱きました。
 
 浄瑠璃の世話ものは庶民をリアルに描いたもの。時代ものは武家を様式的誇張的に描いたもの。恋愛物語で誇張的な強い男が登場してくると、お話はすぐに終わってしまいます。弱い男がくねくね悩んでくれることにより、お話は進展していきます。男性像を悩む前に誇張的な強い男では恋愛物語は成立しないと、消去してしまうことがお勧めです。そして優しさの紙一重に優柔不断が。なぜ彼は優柔不断なのか? 性格だからと云うだけではお話は成立してきませんね。動機を考えましょう。

 織田作之助氏の『夫婦善哉』。父から勘当された柳吉は、パートナーの蝶子のヤトナの収入で食いつないでいたものの、実家ときっぱりけじめをつけられないでいる。その理由に財産相続のこと。それにも増して、娘をててなし子にしてやりたくない想いが。この情こそが大阪です。

 宇野千代氏の『おはん』。再会した元妻への未練に苦悩し、山里の小屋へあししげく元妻に逢いに通う男。妖艶で勝気な「ハレの女」と町で暮らしながら、山里に棲む秘めやかな「ケの女」への愛に翻弄され… 宇野千代氏の視線はアンビバレントな人間の業を描き、斬新でした。

 いずれも国立文楽劇場での文楽公演で観ました。柳吉の娘がセーラー服で登場する場面。おはんが元夫との逢瀬に身もだえる場面。浄瑠璃人形は情念を脳裏に焼きつけます。