(新)シナリオ・センター大阪校 鳩子の日記

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2016年12月16日に新しく開設いたしました!

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 99歳までクラスにこられたОさんは海軍で船の設計士をなさっていたそうで、「戦争中、みんな食べるものに困ったけれど僕は海軍だったので、毎日、船のコックさんの御馳走を食べていた」と仰っていました。つらかったこともおありだったでしょうに、いつも楽しかった思い出をわたしたちに語ってくださいました。そう云えば若いころ通ったアメ村の洋食屋さん。船のコック長だった方がなさっていました。スマートなジェントルマンのマスターは行き帰りにシルクハットと杖を。お似合いでした。夢二の美人画のような瓜実顔の奥さまは、紬のおきものに割烹着すがたで給仕をされていました。

 ひさしぶりに仕事で京都へ。路地裏に洋食屋さんがありました。70代後半くらいの老夫婦がおふたりでなさっていて、ご主人はロングのコック帽をかぶられ、奥さまは給仕がかり。こげ茶のギンガムチェックの糊のきいたランチョンマットにお箸、ナイフ、フォーク、スープスプーンを奥さまがセットされると、あうんの呼吸で添えられるご主人が焼かれたハンバーグ。真鍮のドアベルの音色とともにひろがるレンガの空間に、町の歴史とご夫婦の歴史がとけあい、落ちついた空気に包まれてランチをいただきました。ディナー用のボルドーワインが壁のセラーに並んでいました。奥さまはシックな方で、ランチョンマットのチェックがこげ茶なのも控え目で小粋でした。コロナも少しおさまり訪れた路地裏。お店はなくなっていました。

『注文の多い料理店』の山猫軒…料理店はむくむくファンタジーがひろがります。ちょっぴりお洒落してむかう洋食屋さん。ホテルのフルコースでなくても、至福の庶民のミニ世界旅行。神戸にもさまざまな国へ誘うレストランがありました。ロシア、ギリシャ、イタリア、メキシコ。目抜き通りではなくいつも路地裏でした。震災後たくさんのお店が閉店してしまいました。