できる・できないの境界 | 横浜市東戸塚にある個別指導塾教室長のブログ

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できる・できないの境界「一線越えじゃなく反復横跳びだ!」 成功過程を表現した図に共感の声 作者に聞く(Yahooニュース)

 

 

「できる」と「できない」の境界を描いた図がツイッター上で注目を集めているそうです。これがとても分かりやすく上手に描かれていましたので、ご紹介したいと思います。

 

 

「こう思いがち」の図は、「できない」から「できる」に向かって横向きに矢印が直進しており、その真ん中に縦棒のように「境」があります。「できない」と「できる」の間には明確な線引きがあり、ある時にそこを超える様子が描かれています。

 

 

一方で「実際は」の方は、同じように真ん中に境がありますが、矢印は直進ではなく、境をまたぎながら右に左に何度も往復しながら、次第にその横幅が「できる」に収まっていきます。これは、「できない」から「できる」に一度移ってしまえばそれっきりというわけではなく、「何度も境界の上を反復横跳びしながら次第に『できる』側に収まる」ということを描いているそうです。

 

 

私も、何度も同じことを聞いてくる生徒に対して、「家できちんと復習してないのだろうか」とか「なんで何回教えても理解できないのだろうか」と、できるorできないで生徒を捉えがちです。それは、自分も失敗を繰り返しながら1つ1つ体得してきたことを忘れているからだと思います。「1回1回の結果にとらわれがちだけど、実際は「できないゾーン」と「できるゾーン」の反復横跳びなんだ」という、このイラストの作者・天野雀さんの言葉は私の狭い視野を広げてくれたように思います。

 

今、中学2年生の数学は「図形の証明」なので、三角形の合同条件平行四辺形になるための条件はもちろん、照明の書き方を暗記しないと学年末テストでは思うように点数は伸びないでしょう。普段から暗記を苦手にしている生徒にとっては苦痛な単元です。

 

また英語も「動名詞・不定詞(形容詞用法/副詞用法)」「比較級・最上級」を学習しており、2つの文をつなげる問題や書き換え問題など、英語が苦手な生徒にとっては厳しい単元です。

 

なかなか思うように暗記ができないのはしんどいですし、投げ出したくなりますが、あきらめずに繰り返していけば、間違いなく「できる」ようにはなっていきます。少なくとも解答用紙に何も埋められないよりは、△がもらえる解答やおしい解答を書けるぐらいに成長していることは間違いないでしょう。

 

あとは生徒が確かな成長を自覚して、自信をもってテストに臨めるように私も頑張るだけです。どんな声掛けが生徒を鼓舞できるのか日々試行錯誤ですが、私も3歩進んで2歩下がっても、進んだ確かな1歩を生徒に実感してもらえるような授業ができるように精進していきます。

 

 

 

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