3・4年生の間違いやすい漢字ランキング | 横浜市東戸塚にある個別指導塾教室長のブログ

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★タイトルの記事

 細かいミスに注意!3・4年生の間違いやすい漢字ランキング(ベネッセ)

 

 

【3年生のまちがえやすい漢字 ランキング】

1位 重(ジュウ)…体重
2位 寒(カン)…寒中水泳
3位 育(イク)…体育
4位 問(モン)…問題
5位 持(ジ)…所持品

 

【4年生のまちがえやすい漢字 ランキング】

1位 類(ルイ)…種類
2位 説(セツ)…説明
3位 好(コウ)…好意
4位 努(ド)…努力
5位 関(カン)…関心

 

ベネッセ調べによると、3・4年生で学習する漢字の中で、上記の漢字をよく間違えるそうです。

 

まず3年生では、「重」という漢字が1番間違いやすい漢字でした。横線の数が多かったり、足りなかったりなどの字形のミスが目立ったそうです。また、訓読みで送り仮名をつけるときは「重ねる」と書きますが、誤って「重る」としてしまうミスも多かったようです。

 

2位の「寒」という字は、横棒の数が多かったり足りなかったりするミスや、点々の向きを逆にしてしまう字形のミスが目立ったそうです。4位の「問」は、よく字形が似た「門」や「間」とまちがえてしまう子が少なくありませんでした。5位の「持」は、字形の似た「待」と混同してしまうミスが多くみられたようです。

 

また4年生では、1位の「類」字形の似ている字と混同してしまい、「大」の部分を「女」としてしまったり、「頁」の部分を「牧」のつくりの部分を書いてしまったりすることもあるようです。2位の「説」や3位「好」は、つくりの部分の「はね」を忘れてしまうミスが目立ちます。4位の「努」は、「度」「土」など、「ド」と読む同音異字と混同してしまう子が多いようです。5位の「関」も同様で、「寒」「観」など「カン」と読む同音異字がたくさんあるので、混同してしまう子が多いようです。

 

記事では、3・4年生の漢字学習のポイントにも触れています。

 

【3・4年生 漢字学習ポイント】

学習する漢字の数が一気に増えるのが中学年です。(3・4年生で各200字の漢字を学習します。)低学年に比べ、画数の多い漢字も多くなります。また中学年のまちがえやすい漢字の上位は、いずれも字形をまちがえやすい漢字となっています。線が一本足りない、点が多い、「とめ」「はね」ができていないなど、あと一歩で正解になるのに…という子も少なくありません。お子さまが漢字テストで「とめ」や「はね」などのミスをしてしまう場合には、大まかな字形を理解していることを褒めた上で、細かいところまで意識して書けるように促したいですね。例えば、「この字は、丁寧に書けているね。この部分をはねれば完璧だね」という具合です。

 

また、3年生以上になると、同音異字を多く習うため、混同してしまうケースも多く見受けられます。漢字練習をする際は、読み方と字形を機械的に覚えるのではなく、その漢字を使って熟語や短文を作り、漢字の意味も併せて覚えるようにすると、正しく書き分けられるようになるでしょう。

 

 

昨日の「10歳の壁」では、算数をもとに小学4年生が大変な単元に触れました。漢字については、上記にもあるとおり同音異字などが壁となっているかもしれません。

 

先日、当塾の保護者様から以下のようなメールをいただきました。

 

 「国語では、以前先生から指摘されたままに音訓が苦手です。

  以前より辞書を家で使っていますが、その辺りでも苦戦の様子がよくあります。」

 

漢字には字そのものに意味がありますが、子供たちは問題文をよく見ないで解いてしまうので、同じ読み方の違う漢字を書くことが多いです。だから、ご家庭で辞書を使って学習をしていただいているのはとても良いことです。辞書を使うと、調べたい漢字以外の同音異字も近くに載っていますので、一緒に覚えることができます。

 

辞書を使って調べ物をすることを面倒くさがる子も多いですが、辞書を引くのが楽しくなるような授業を目指して工夫していきたいと思います。

 

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