KAZE FILMS docomo future project
— 藤井 風 (@FujiiKaze) October 5, 2022
簡単に参加できないほどエネルギーの要るプロジェクトだったと思いますが、本当にたくさんのご応募、心からありがとうございました。全てが光っています。
無事に完成した愛しい作品達も楽しませていただいてます🙏皆さまもどうかこの素敵な企画をお楽しみ下さい^_^
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grace
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短編映画を観て(感想)
新型コロナ拡大の影響を受けて、
思うように進まないことが
多かったのではないかなと思った。
そのせいか仲間との関係性や
できごとを描くよりは、
風さん作曲の『grace』テーマに
心の内面を描いたものが多い。
どれも思考を凝らした
優れた作品ばかりで観て楽しめたし、
若者からは、すっかり忘れていた
心を思い出させてもらい、
若いころの自分と重ね合わせていた。
下は、観賞作品の感想
11月12日観賞した感想
雨の恵
高校受験を控えた中3の夏に、
近所の公園が取り壊されることに
なったことに落ち込む女の子の
ストーリーだった。
見上げるほど大きな向日葵と青空は、
公園で当たり前に眺めていた風景の
一つだったのかな。
公園が取り壊されるなんてことは、
子供にとって一大事だ。
人生最大の大きな事件に違いない。
大人の都合で勝手に公園が壊されて
自分には関係のない建物が建つ。
その敷地に自由に出入りできなくなる。
子供の気持ちなど誰も耳を貸してくれない。
大人にとって、子供達の遊ぶ公園が
どれほど大切なものなのか、
その価値に気づいてくれない怒りや
悲しさ寂しさのようなものを感じた。
公園て、自分の足で歩き始めた時から
ママと一緒にでかけてブランコに乗り
背中を押してもらったり、シーソーや
友達と滑り台で遊んだり、
砂場で砂いじりやママゴトして遊んだり。
幼稚園ぐらいになると
夏には皆でラジオ体操に出かけたり
友達同士でいろんなお喋りしたり、
ケンケンパや縄跳びをしたりなど
子供の心の中心にはいつも公園があった。
取り壊される公園を大切に思うことは、
自分の生まれた時から出会ってきた
様々な人との思い出や、遊びのエピソード
が宝物であり、それが壊されてしまうと
思うと、心の置き場がなくなるほどの
大きな問題ということを感じた。
時間が経つごとに、少女の心にも変化が現れ
公園は取り壊されても、大切な思い出は
消えないと心に確信したことがあったの
だろうな、、と思いながら短編映画を観た。
私も、この年齢になっても、
幼少時代に遊んでいた公園を見たくなる。
たまに車で通ることがあるけれども
こんなに狭くて小さな公園だったかな?
と思う。
その当時のことを何か思い出そうと
記憶をたどりたくなる瞬間があり、
そして、その時代に遊んだ友達の姿が
見えてきそうな気がすることがある。
昔から見慣れた公園がそこにあるだけでも
安心するので、、、、
取り壊される悲しい気持ちが凄くわかる。
11月11日観賞した感想
一瞬、この動画とシンクロした
リターン
北海道のどこだろう、
雄大な海と空の素晴らしい景色だな
二人のいる場所に行ってみたくなった。
高校生の平田雄大くんのもとに、
10歳の平田雄大くん(自身)が現れて
二人一緒に自分探しの旅をする。
平田くんがあごを撫でるクセ、
座り方や何気ない動作、
二人とも同時に動くところ
喋り方などの雰囲気が似ているので
話が進むうちに、本当に過去と現在の
平田くんが喋っているような錯覚を覚えて
演じているようには見えない自然さで
すっかりストーリーに吸い込まれていた。
小学生の頃から高校生になっても
抜けない癖、仕草の研究が凄いな~
演技の研究がされていた
バック・トゥ・ザフューチャーみたいだ。
過去の自分を変えることはできないけど
今の自分の心の持ち方を変えてみると
未来は少し人生が前向きになりそうだな
と思いながら観ていた。
楽しかった。