宝塚宙組『FLYING SAPA-フライングサパ-』感想。 | ヅカヲタNのブログ。

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皆さまこんにちは!

今日は宙組フライング・サパの配信でしたね。
私は休みを取っていたので、幸運にも観ることができました!
 
 
 
 
 
長文になりますが、お時間がある方は読んでいただければと思います(深々。
あっでも!長文ですけど、内容はとても浅いです!深い考察とか全く出来ないので、そこはご容赦下さい。
※以下、盛大にネタバレします!見たくない方は華麗なターンでお戻りください(土下座。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
宝塚 宙組
『FLYING SAPA
―フライングサパ―』
8月11日(火)感想
 
 
 
 
 
 
~あらすじ~
地球に住めなくなった人類がポルンカ(水星)へ移り住んでからの物語。
その惑星での人類は“へその緒”と呼ばれる生命維持装置を付けられ、生活も思考も全て統制されていた。
その中で危険思考を持つ者や反逆者は、記憶を消され兵士にされる。
そんな惑星ポルンカの総統の娘・ミレナは、この惑星の暮らしに疑問を抱き、本当の自分を取り戻す為に、主人公・オバクらと共にポルンカを出て、惑星“サパ”を目指すのであった。
 
 
 
という感じですかね。
超ざっくりw
 
 
 
 
水星って“水の星”と書きますが、太陽に一番近い所を回っているから、水分が蒸発しちゃってカラカラに乾いている星なんですよね?
(昔ドラえもんが言ってたw)
なので今回の舞台のセットや衣装の雰囲気、キャラクター達から、どことなく“乾いた”印象を受けました。
私の超個人的な感想ですが・・・(汗。
 
 
 
そして、近い未来ありそうな話でもあるんですよね。
ほら『都市伝説』系の番組でも、「人類は身体を持たないで生活する時代が来る」とか「実はスマホで“今後生かすべき人間”の選別をしている」とかよく言われるじゃないですか。
それが実現したらこんな感じなのかなぁと、考えたりもしました。
 
 
 
あと、「宝塚っぽくない」という感想が多かったこの作品。
確かに宝塚ならではのキラキラ感や
ミュージカル感は無いのですが、
私にとっては宝塚でした!
 
 
 
先日も刀ステや、外部の舞台も配信が多くなったので見る機会が増えたのですが・・・
 
 
お父さん役まで美しい舞台なんて、宝塚以外になくない?
 
 
というのが私の率直な感想です。
モブまでもが9~11頭身くらいある世界、
それが私にとっての宝塚です(真顔。
 
 
かろうじて「宝塚っぽくないな」と思った点を挙げるなら、濡れ場ですかね(爆。
 
宝塚においての“ソレ”はファンタジーで美しく描写される事が多いので、いつの間にかコトが終わっていたり、トップ娘役がエライ目に遭っていたり、という点には驚きました。
 
ですが、水星の乾いた世界観や人間の醜い部分を表現する為なのかな?とかオバカな私なりに考えました(自己完結。
 
 
 
 
 
と、頭の弱い私がああだこうだ考察しても、
何も生み出せそうにないので。
ここから先はいつも通りキャストの皆さまごとの感想を書いていきたいと思います!
 
 
 
 
 
 
 
 
◆オバク・・・真風氏(真風涼帆さん)
 
この作品の主人公であり、記憶を消された兵士。自身の記憶は4年しかなく、毎日代わり映えのない日々を過ごしていた。
 
 
オープニングはフードを被っていて顔が分からないようになっているんですけど、立っているだけで分かってしまう真風感。
 
フードを取ったら、
作画の良いお顔がこんにちは!して、
アッ、真風氏ぃぃいいい!
って変なテンションになりました。
※訳=かっこいい。
 
 
あと、サパでボロボロのセーターを着ているシーンがあるのですが・・・
真風さん大優勝でしたね。
たまきちにはシャツイチ、
真風氏にはボロセーター。
テストに出ると思います(真顔。
 
 
終始クールでどこか乾いたオバクさんなんですけど、ヘソの穴(名称w)に向かう時、
少しコミカルになりまして。
 
レジスタンスなキキちゃんたちに向かって、「お前たちの戦いはこんな感じで良かったのか」って真顔で聞くのがクスッとポイントでしたね。
 
 
そして何と言っても、ご挨拶!
久しぶりに、ゆりかちゃんな表情を拝見しました・・・(泣。
不安だったよね、怖かったよね、本当に大変だったよね・・・(泣泣。
こちらこそ、こんなご時世でも舞台に立っていただき、素晴らしい世界を見せてくれてありがとうです(泣泣泣。
明日からまた仕事ですが、
宝塚のお陰で頑張れます・・・ッ!
 
 
 
 
 
 
◆ミレナ・・・まどかちゃん(星風まどかさん)
 
惑星ポルンカの総統の娘。
のちの総統に任命されるが、自分の記憶がない事や惑星の在り方に疑問を抱いている。
サパへ行く事で、自身の過去を知れるのではないかと思い、サパを目指す。
 
 
今回は回想シーンの子供時代もご自分で演じられていたので、久しぶりに子供っぽいまどかちゃんを見れて幸せでした///
あと、一歩間違えれば昔のギャルみたいな髪型(伝わる世代居るはず)も、めっちゃ可愛いかったです///
 
 
 
個人的には、
ラストの髪型が大好物です!
お衣装も似合っていたし、
美しさの中に可愛いさがある、俺たちのまどかでした・・・
 
 
 
 
と、ビジュアルの話ばかりしてしまっていますが、このミレナというお役が私には難しくて・・・
 
 
数回見れば分かるのかもしれませんが、
ミレナはもっと自由な世界を作りたかったのかな?でもオバクの事も好きだから、これから二人は旅に出るのかな?俺たちの旅はこれからだエンドって事で良いのかな???という感じです(伝われ。
 
 
 
 
 
 
◆ノア・・・キキちゃん(芹香斗亜さん)
 
惑星サパで精神科医をしている男性。
イエレナを愛し、レジスタンスの活動を共にしている。
 
 
ノアと言ったら“ノアの箱舟”とか、ウエクミ先生の事だから何かあるんだろうと思うのですが・・・
なにせ私は、頭が弱い系ヲタクなもので・・・(汗。
先生の意図とかは全く分からないのです(泣。
 
なので、
 
 
 
 
 
キキちゃん~!
久しぶり~!!
金髪も似合ってるよ~!!!
格好いいよ~!!!!
好き!!!
 
という感想しかないんですよね・・・。
本当にオバカな自分が憎い(泣。
 
 
あ、別件なんですけど、最初の方でノアがオバクに「生殺与奪の権を」って言ってて、「義勇さん・・・ッ!」てなった鬼滅クラスタは私だけじゃないと信じております・・・ッ!
 
 
あと、まどかちゃん同様、
キキちゃんもラストの衣装が良かった・・・。
パステルカラーのフードが似合うってさぁぁぁあああ(萌怒!好き!!!
 
 
 
 
 
 
 
◆イエレナ・・・あやちゃん(夢白あやさん)
 
オバクの過去の恋人(オバクは記憶なし)。
総統01を恨み、レジスタンスとして活動するジャーナリスト。
 
 
皆さまが「凄い凄い」と言っていた意味が分かりました!
いやぁ~、確かにインパクトのあるお役!
ビジュアルも設定も、
オバクとのアレソレも!!!
 
 
あと“32歳”という設定も良いですよね。
ワタクシの超個人的な意見なんですけど、32歳って女性が一番美しい年齢なんじゃないかって思うんですよ。
10代20代も勿論美しいんですけど、32歳で美しい女性って自立していたり努力していたり・・・外見だけじゃない美しさを持っているイメージ。
 
 
個人的には、4年前のお嬢様っぽいビジュアルも良きでした!
 
色白でサラサラフワフワのロングヘアーで、さらに横向いた時のウエスト周りの細さが・・・もう!
“何不自由なく育ったお嬢様”のソレで(鼻息!
 
 
 
 
まじ4年で何でああなった・・・(白目。
 
 
 
でもどっちのあやちゃんも好き(告白。
 
 
 
ラストにミレナと抱擁して言った「どんな世界を作るか・・・競争ね、私たち」という台詞。
え、やっぱりまさか夢白さんくみgげほげほ・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
◆スポークスパーソン101・・・しどりゅー(紫藤りゅうさん)
 
代弁者。広報活動の一環として、報道機関からの取材に応じるもの。
その名の通り、総統の代弁者であり、TVの取材等を通して発信する立場。
 
 
 
 
いやぁ・・・
 
しどりゅー・・・
 
 
 
 
 
 
作画が良い。
 
 
 
何か、星組に居た時よりカッコ良くなったんじゃないかっていうくらい発光していて。
白いお衣装がとてもよく似合っていらして。
 
 
しどりゅーは星から来た王子様なのかなっていう位美しかったですね・・・。
今までの宙組には居なかったタイプと言いますか。
 
 
いやぁ、今後の宙での活躍が楽しみになりました・・・!
 
 
役柄としては、悪い人でもなく、何と表したら良いか分からない役柄なんですけど・・・
本当に広報担当者って感じなんですけど(爆。
とにかく作画が良かったので、しどりゅーは安泰です。
 
 
 
 
 
◆総統01・・・なちょさん(汝鳥伶さん)
 
惑星ポルンカの総統であり、科学者。
生命維持装置“へその緒”を開発した。
 
 
なかなかお顔を出さないんですけど、
やっと出てきた時の
存在感が凄すぎました・・・
 
 
やはり専科さんの存在って凄いなぁと。
重みがあるなぁと。
 
 
最近『半沢直樹』にハマっているヲタクなので、こうして座っているだけで迫力を感じる役者さんって凄いなあと思うんですよね(しみじみ。
 
 
総統として惑星の人々を管理しているので、悪い人っぽいですけど、後半になればなる程そんなに悪い人じゃないよね?ってなっていくんですよね。
 
 
惑星ポルンカへ移住する時も、権力や富のある人ばかりが優遇されている現実を目の当たりにして、統制する事で平等にしようとしているというか・・・。
 
ミレナの記憶を消したのも、自分本位じゃなくて、むしろ忘れたいであろう記憶を消してあげた感じですし・・・
 
 
でも、行き過ぎちゃったのかな?
だからああいう最期しかなかったのかな?
 
ほら、デスノの夜神月然り、コードギアスのルルーシュ然り。
極端な正義感って行き過ぎると悪になってしまうというか・・・
現代のコロナの自粛警察とか、正義のつもりの誹謗中傷とかもその気ありますよね・・・
 
と、人間って難しいなぁと感じる役柄でした。
 
 
 
 
 
やばい・・・
めっちゃ長いですね・・・
今日の記事。
でもまだ数人しか書いてないっていう(震。
 
 
 
 
 
要は、こんな頭の弱い私でも、長文を書きたくなってしまうような舞台だったんですよw
 
重いようで分かりやすくて、分かりやすいようでよく分からないんですけど。
でも、それで良いのかな(爆。
 
まだまだ書きたい人とか沢山居るのですが、力尽きたので、思い出す度にTwitterで呟いて行こうと思います。
 
 
 
 
 
私は楽しかったので、配信でも観れて良かったです!
少しでも、
サパの良さが伝われば
幸いです・・・ッ!