観て参りました・・・!
宝塚雪組
日本青年館公演
『CAPTAIN NEMO(キャプテンネモ)』
※以下、が~っつりネタバレ致します!
見たくない方、今後のお楽しみにされたい方は、美しく微笑んでお戻り下さい(土下座。
では、参ります!
まず、原作『海底二万里』。
原作は読まず、映画も観ず、ウィキペディア様の情報のみで挑みました。
そしたら一幕で早速「?」な事があり、幕間にプログラムを購入。
~谷先生の言葉~
「原作では私イメージと違う事があったので、ネモ船長とノーチラス号以外はオリジナルです(キリッ」
※注)意訳です。
そりゃ、原作読んでも観ても分からないですよねwww
っていう。
なのでみなさま!
今回は事前学習なしでイケますよ(爆!
私なりにザックリとあらすじを書いておくと、
時は、19世紀後半。ロシアやイギリス等の主要国は、自国の領土拡大の為に植民地支配を続けていた。
しかし、国の繁栄には犠牲がつきもの。
そんな植民地支配をする国々と、潜水艦ノーチラス号で戦い続けているのが謎多き男、ネモ船長。
彼は植民地支配で犠牲となった人びとを救い、神秘の島マトカで暮らしていた。
そんなある日、その島に漂流した人びとはーーー。
という感じでしょうか。
ではいつも通り、個々のキャストごとに感想を書いていきたいと思います。
◆ネモ船長=咲ちゃん(彩風咲奈さん)
正直、「船長」と聞いた時はヨーホー的な男臭い船長を思い浮かべていて「やん咲ちゃん絶対似合うー♡」って思っていたのですが・・・
ポスター見て「おおう!こう来たか!」と。
で、生で観たら・・・
くっそかっこ良かった・・・
※汚い言葉失礼します。
あの顔の小ささと、腰の細さ、脚の長さ・・・本当に正義ですね(真顔。
1幕の最初とかほとんど喋らないけど、歌も更に上手くなってるし、見た目はカッコイイし、脚本演出に「ん?」という疑問はありつつも“正義感溢れる孤高の船長”でした。
まぁ“孤高”とは言いながらも、島の人々からは愛されてるし、決して孤独ではないんですけどね(小声。
◆レティシア=みちるちゃん(彩みちるさん)
今回“ザ・ヒロイン”なお衣装で、と~っても可愛いみちるちゃん!
公演説明で“ネモ船長との淡い恋”という説明があったので、「あのイケメン咲ちゃんとどんな絡みが・・・♡」と期待しまくっていたのですが・・・
びっくりするほど淡かったです(合掌
特に1幕w
まぁ宝塚的と言ったらそうなんでしょうけどね^^;
みちるちゃんはソロ曲もあるのですが、みちるちゃんも更に上手になってましたね~!
で!
これだけ言わせて下さい(土下座。
みちるちゃんと汝鳥伶さんのシーンがあるのですが、その際にネモ船長がオルガンを弾いてくれる(爆)んですよ・・・
で、
その曲が・・・
ショパン
『別れの曲』
ちぎみゆを思い出したのは私だけではないはずwww
杢兵衛さんいるしwww
◆ラヴロック少佐=あーさ(朝美絢さん)
あーさ!
ようこそ雪組へ~♡♡♡
軍服姿が・・・素晴らしい///
で、このお役・・・。
イギリス海軍の軍人さんなので、島の人々にとっては「植民地支配をした敵」と見られてしまうんですよね。
一緒にマトカに漂流してきたみつるさん(華形ひかるさん)達はすんなりとマトカの人たちと打ち解けているのに、ラヴロック少佐だけは軍服を脱ぐ事が出来ず、島民から恐れられる日々・・・
もうね、雪組に組替えしてきたあーさと重なってしまって・・・
あーさぁぁぁあああ!
お願いだから、早く軍服脱いでェェェエエエ(泣!!!
って何度も思いましたよね。
散々あーさが可哀相だったけど(役名で言えw)、咲ちゃんが独特なご挨拶をしている右後ろで超笑顔で見守っているあーさを見て安心しました
(謎の立ち位置ww)
あーさ!
雪組ファンは君が来るのを楽しみにしていたんだ!
その美しさを!カッコ良さを!!イケメンスキルを!!!雪組で発揮しまくって下さい!
期待しております!
◆新聞記者シリル=ひとこ(永久輝せあさん)
ドSのロケットボーイでも思いましたが・・・
ご立派になられて・・・ッ!!!
昔から三拍子揃ったジェンヌさんだと思っていましたが、新公学年とは思えない安定ぶり。
「安心して観れる」って良いですよね~(しみじみ。
今回のお笑い担当はひとこでしたね~^^
会場もひとこの場面ではクスクスと笑いが起こってました。
そして!フィナーレでは、
デュエダンしてました!
『ラ』の時みたいな、3組デュエダン!
ひとこの相手はひまりちゃん(野々花ひまりさん)☆
リフトまでしていて、ひとこもとうとう・・・ッ!と、胸アツになった人は私だけじゃないハズ・・・ッ!!!
◆ラ二=はなちゃん(潤花さん)
イギリスに植民地化されてしまった国の王女様。
今回ちゃんと認識したはなちゃん。
いやー、かっわいいいいいいいいいい♡
ラ二はあーさ(だから役名w)をめっちゃ怖がっていて・・・
ラ二のはなちゃんが可愛いから、余計にあーさが可哀相になるんですよねw
でもって、モールス信号www
や、プログラム二幕に「モールス信号」って場面があったから、何となく予感はしていたんですよ。
様々な人種の人が暮らす島で、共通の言語ってことで、モールス信号かなとwww
いや、ラ二のモールス信号が超絶可愛いかったから!
これはコレで良しとしますwww
帰り道、ラーラララが頭から離れないからね。
ちなみにフィナーレの3組のデュエダン、はなちゃんはあーさと組んでます!
お芝居中ははなちゃんに避けまくられていたから、心底あーさ良かったね・・・と、なりました(爆。
◆レム=あすくん(久城あすくん)
長くなっておりますが、この人を書かずには終われません><
レムは、ネモ船長の所有する戦艦ノーチラス号の船員。
ネモ船長の考えに賛同し、ネモ船長からも信頼されている。
お芝居後半。
心を決めたネモ船長に対してレムが言う、
「私はあなたの考えに賛同し、今までついて来ました。
これからも、あなたと共に・・・」
※ニュアンスです。
という言葉。
これからの雪組にとって更に大切な存在になるであろう、あすくんの存在と重なって・・・
あ゛ずぐん゛
あ゛り゛がどぉぉぉおおお
と、今日イチ涙が出ました(爆。
本当にあすくん好き。
あの笑顔を見るだけで安心するよ・・・。
これからの雪組も宜しくお願いします(土下座。
あああ、数名書いただけでこの長さに( ;∀;)
本当にいつも長々と申し訳ありません(土下座。
私個人の感想としては、感動して考えさせられる作品というよりも、歌とダンスで楽しませてくれるエンターテイメント作品という印象でした。
ディズニーランドのアトラクションの様な。
何となく、「ミュージカルファンタジー」なのが分かる気がしました。
また前述の通り、非常に歌が多かったのですが、みんな歌が安定していたのが印象的でした。
次の大劇場公演からは、だいきほ率いる全ツ組と合わさるんですよね。
今日のネモ初日を観て、「ああ、これからの雪組も観たいな」と素直に思う事が出来ました。
今日、青年館へ行けて良かったです。