「しぐさ美人メソッド」 
 
~55歳から、
  -20歳でいきいき着物ライフ~


しぐさ美人公認講師
所作協会 プラクティショナー

【大阪/京都/奈良/オンライン】

大阪紬

稲田康子

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あまりに慌ただしく過ごしたので、

投稿する余裕もなかった、

先日の土日。

 

 

東京に住む母が、突然

やって来たのです。

 

 

母の親友ともいうべき友達が、

余命幾ばくもなく、

自宅療養をなさっているとの

知らせが飛び込み、

悩むまもなくチケットと宿を

取って、私には事後報告。

 

 

「明日明後日行くから。

予定、空いてなかったらいいよ!」

とだけ。

 

 

その日は、私にとっては

結構大事な用があった土日。

え? 選りによって、なんでそこ?と、

ちょっと思ってしまいました。

 

 

でも、せっかく大阪に来るのに

80歳の母を

ほっとくってできないし…

 

 

もやもやを抱えた私の表情で

気持ちを察してくれた同僚から、

温かい言葉をもらい、

私は予定があった2日間を

無理くり母のために空け、

母を迎えることができました。

 

 

ご迷惑をおかけした皆様、

助けていただいた皆さん。

わがままを受け入れていただき

ありがとうございました。

 

 

おかげさまで、母は喜んでくれ、

親孝行をすることができました。

本当に感謝しますおねがい

 

 

 

 

結局、その母の親友は

母との面会を拒否。

誰とも会わないと言う意思を

貫かれました。

 

 

母も、事前にそれは

聞いていたものの、

無駄になるとわかっていても

会いに行くという行動を

起こすという意思を貫きました。

 

 

 

 

 

 

2日とも面会に行ったものの、

謝絶され、看護されてる方に

書いて来たお手紙を託し、

もう会えないことを覚悟して

母は帰路につきました。

 

 

とてもプライドの高い

芸術家であった

その親友の気持ちも

とても理解できるし、

 

 

ひと目でも会って

人生の最後の瞬間に

声をかけてあげたいと

やってくるしかなかった

母の気持ちもわかります。

 

 

 

 

 

 

 

80歳も近くなると、

いつ別れの時が来るか

わかりません。

 

 

私も母と別れる時は

次会える時がちゃんと

来るのかなという気持ちが、

ふと心をよぎります。

 

 

いつ、永遠の別れが来ても

心残りがないように、

会いたい人には会いに行き、

話したい人とは話すべきだと

今更ながらに思います。

 

 

夕焼けの空を母を乗せた飛行機が

いつ通り過ぎるかと

目を凝らして探し、

母の友人と母が

笑って会える日が来たらいいなと

願った、齢60歳手前の私でした。

 

 

 

 

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

       しぐさ美人メソッド 公認講師

       所作協会 プラクティショナー

 

           大阪紬  稲田 康子

 

 
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