こんにちは！
宮脇小百合です。
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今日は、
お客様に喜ばれることを考えると
集客に困らないというお話しです。
ビジネスでは「差別化」が大事
と言われるので、
「自分の強み」を見つけたい・・・
という相談を多くいただきます。
確かに、自分の強みが差別化になる
その考え方もあるのかもしれません。
しかし、
私は、お客様が喜んでくれることで
差別化をした方がいいです～と
以前から思っています(^^)
私の父は、
縁もゆかりもない土地で
自動車整備工場をはじめました。
近隣は、農家しかありません。
工場を開いてから３ケ月ほど、
父のところに修理に来たのは
パンク修理１件だけ。
地域の人たちに
依頼してもらうために
何をしたら喜ばれるだろう。
父は一生懸命考えました。
そして、やり始めたのが
【２４時間対応】でした。
今から５０年前くらいの話しですから、
コンビニもなかったので、
よく２４時間対応なんて思いつきましたよね。
なぜ、父がそれを考えたのかというと、
農家の人は朝が早い、
どうかすると３時、４時から
農作業をする人もいるくらい。
その時、急に軽トラックが動かない！
鍵を車に入れたままドアを閉めてしまった！
（今はないけど、昔のあるあるです）
タイヤがパンクしてしまった！
そうなると農作業に行けなくなる。
きっと、車に乗れないと困るだろう
それを解決できたら喜んでくれるのではないか？
どんなに夜遅くても、
朝早くても困ったときに頼れる
自動車工場があればいいと思ったそうです。
父の自動車整備工場は、
１年も経たないうちに、
周りの農家さんたちに受け入れられて
工場のお客様になってくれました。
もう一つ
次は、私の体験談です。
私は、高校生で書道の師範資格を
取得しました。
大学生になった時、
公民館の先生から
書道塾をやってみない？
と言われました。
バイト探さなきゃ・・・と
思っていたので、
二つ返事で、書道塾を行うこと
引き受けてしまったんです。
しかし、
ビジネスを甘くみていたので、
書道塾に入会してくれたのは
たったの５人だけ。
なかなか書道塾の生徒が増えなくて
凹んでしまいました。
しかし、たった５人とはいえ
今の生徒さんをしっかり教えていこう・・・
そう思って頑張ることにしました。
書道の添削をしている時、
私は自分が子どもの頃
背後から先生が一緒に筆をもって
添削をされるのがすごく嫌だったんです。
背後からというのは、
すごく圧迫感を感じてしまうんですよね。
それで、私の生徒さんが
目の前に来て「先生、見てください」
と言われたので、
目の前にいるその子の手を持って、
その子の方向に逆文字を
一緒に書いてあげたんです。
「先生、逆に文字かけるんだ！すごい」
すごく喜ばれている・・・
自分でもびっくりしました。
それから、
毎回の添削は、それが恒例になったんです。
実は、多くの親も子どもも
背後から書道を教えられることに
あまりよい印象を持っていなかったようなんです。
実は、逆文字を書いて添削をするんだよ～
と話しが広まって
５０人もの生徒さんが集まりました。
ちなみに、逆文字って
宮脇さんの強みではないですか？
と言われるかもしれませんが、
書道の先生だったら、
殆どの方が書けます！
今日は、２つの事例をお伝えしましたが、
自分がサービスを提供したいと
思っている人が
「こんなことしてくれたら嬉しいのに」
というものが見つけられたら、
それはとても喜んでもらえますし
集客さえできてしまうんです。
そして、
「喜ばれること」というのは
あなたが思っているよりも
そんなに大げさなことではないかもしれない・・・
どうか
「お客様が喜ぶこと」を
考えてみてくださいね(^^)
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