こんにちは！
宮脇小百合です。
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今日は、
クライアントに思いつかせる
というお話です。
人から意見を押し付けられた時って、
イラッとしませんか？
私は、ちょっとだけイラッとします(^_^;)
私は、母がとても強い人で、
いつも母の言うとおりにしないと
叱られてばかりだったので、
本当にイヤでした。
「私の意見のほうが正しいのに・・・」
って。
いつも、
自分で思いついた意見の方が正しいし、
そっちをやりたい！って思いました。
そして、ほとんどの人は、
人から意見を押し付けられるのは
好きではないとも思っています。
でも、コンサルタントをやるようになると
「私の言うとおりにやってください！」
と、やってしまいがちです。
で、これをやってしまうと
クライアントは動いてくれません（涙）
いくらコンサルタントのことを
信頼してくれていたとしても、
押し付けられるのはイヤなものです。
特に経営者になるような人は、
自分の思いのまま
やりたい人たちですからなおさら。
だからコンサルタントは、
クライアントに意見を押し付けない
ということが大切です。
では、どうするのかというと
・相手に思いつかせる
・相手の口から言わせる
というのが正解になります。
私の友人でもあるコーチのMさんは、
クライアントを動かす名人です。
「どうやって言うことを聞いてもらっているんですか？」
と聞くと、
「言うことを聞いてもらう、
という発想がそもそも間違い。」
「相手に相談を持ちかけて、
できるだけその意見を取り入れて、
それが自分の発案だと思わせること。」
と、教えてくれました。
クライアントから相談されたときに
すぐに答えを言うのではなく、
「この問題を解決するために、
あなたはどんな方法があるとお考えですか？」
といった感じで相談して、
まず相手から意見を言ってもらいます。
その答えが見当違いだったら、
「こういった考え方もありますが、
いかがお考えでしょうか？」
と、ヒントを出して正しい答えに
徐々に誘導するように質問していきます。
そして最終的に、
相手の口から解決策を言わせます。
クライアントが自分で思いついたように
思ってもらえるようにするわけです。
このようにすることで、
コンサルタントから押し付けられたとか、
命令されている感じはしなくなります。
自分で思いついたことならば、
行動もしやすくなるのです。
クライアントが自分で解決策を口にしたら、
後はそれをやることを約束させるだけ。
そうすれば動いてくれます。
Mさんは、
「誘導されていると気づかせずに、
答えを出させることができますよ。」
と言います。
答えを知っていても言わない！
意識しないでいると
スグに答えを言ってしまいがちですが、
それを我慢して誘導することが
大切なんですね(^^)
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