起業ネタは、もうすでに自分の中にあるのかもしれない・・・ | 脱SNS!リアル集客で月商100万円を目指すひとり起業のバイブル

脱SNS!リアル集客で月商100万円を目指すひとり起業のバイブル

SNSを頑張っても集客できないと悩んでいるひとりビジネス起業家へのバイブル■ネット集客の思い込みを変える・新規顧客を追い求めない・ひとりのお客様と長くつきあっていく・月商100万円を生み出す仕組みについて■リアル集客プロが20年間のノウハウを惜しみなく伝授します

自分売り出し力プロデューサー

宮脇小百合です。
 
 
14年前の5月20日のことでした。
長男が生後9ヶ月になった日の朝に
私は大量の洗濯物を干しながら何か
とてつもなく不安な気持ちになりました。
 
 
会社を辞めて6ヶ月、もう今では仕事の
ことで私に連絡が入って来ることもなくなり、
どんどん私の存在は忘れられてしまっている。
 
 
引っ越ししたばかりの土地では友達もおらず、
教材メーカーのコンサルティングの仕事を
しているけれど、その1社だけでこの先大丈夫
なのか、不安でたまらない気分でしたが誰にも
相談することができない・・・
 
 
何か始めなければならないけどれど、
さて、何からはじめたらよいのかわからないので
またそのことで焦りもでてきてしまう。
 
 
小さな息子を抱えて不安な気持ちで
いっぱいでした!
 
 
その後、私はどうしたのかというと、
ネットで検索をして探したビジネススクールに
入ってマーケティングの勉強をしたり、
アフィリエイトのスクールに入ったりして、
かなり勉強に励みました。
 
 
勉強をしている間は気持ちが落ち着いていて、
「これが終われば道が見えてくるかもしれない。
もう少し、頑張ろう」
と自分で自分を励ましながら続けることが
できました。
 
 
でも、ふっとした瞬間、「この勉強は本当に
役に立つのだろうか?本当に大丈夫?」
子育てや家事をしながらの勉強は、辛い時もあり
途中で辞めたくなることも多々ありました。
 
 
今、思うと自分自身のレベルもわかっておらず、
まだ初心者なのに難しい勉強をしてしまったり、
同じ女性がいるところではなく、何故か男性
ばかりの中にポツリと1人だけの参加をして、
更に孤独感を味わったりもしました〜(笑)
 
 
私は、何をそんなに頑張っていたのか・・・
今考えても笑ってしまうくらいなのですが、
起業をするのに「新しい私のサービスや商品」を
生み出す必要があると思ったんです。
 
 
だから、学び直して何か他の人が今まで気づいて
いない、だけど求められているものを探して、
1日でも早く商品化しなくてはという焦りが
あったのだと思います。
 
 
しかし、探しても探しても見つかりません。
 
 
これかもしれない・・・と企画書を作って、
知り合いにその企画書を見せると、
曖昧な返事で良いのか悪いのかわからずじまい。
 
 
後でわかりましたが、その企画は良くできて
いたそうですが、本当にその商品を私が
製造、販売するつもり?何になりたいの?と
思っていたそうです!
 
 
そんな試行錯誤をしながらもコンサルティングの
仕事は続けていました。
 
むしろ、お客様は年々口コミで増えていたんです。
 
 
「起業したいんですが何から手をつけてよいのかわからないんです」
「集客のやり方がわからないんです」
「高額なサービスを作りたいのですがどうしたらよいでしょうか」
 
 
そんな悩みを抱えた人たちの相談に答えて
成果もでてきていたのですが、
目に見える商品がなければ、
会社ではないという思い込みがあったのです。
 
 
ヘンゼルとグレーテルの青い鳥のように一所懸命に探して
いたのに実はとても近いところに鳥はいたように
すでにお客様は悩みを持って来てくれて、
仕事にもなっていたのに、
私は何を探し求めていたのだろう・・・と
ある日気がつきました。
 
 
そこに至るまでに5〜6年はかかったかもしれませんが、
今でもその迷い勉強をした日々というのは、
私にとって無駄かといえばそうではありません。
 
 
あんなに考えて、悩んだ日々はありませんでした。
 
 
お金の不安、時間がない、人脈がない・・・
孤独で辛い時間ではありましたが、
最後に自分で何が必要であるのかに気づいた時、
これまでやってきたことが一つに繋がったような
気持ちになったのです。
 
 
きっと、これは人から教えてもらっても理解を
することはなかなかできなかったでしょう。
 
 
今でも、迷いがなくなり不安にならないかというと
そんなことはなくて、やっぱり時には漠然とした
不安が襲ってくることがあります。
 
 
しかし、以前と比べて違うことは
「本当に私は持っていない?」かと
お客様が欲しいと思っていることを
私が提供できるかどうかを確認する
ようになりました。
 
 
だって、「無い!無い!」と思って
一生懸命に探していたら実は持っていたなんて
すごく勿体ないですものね。
 
 
今、自分が持っているものを生かしてサービスを
作り出すことはできないのか?
そこに一番時間をかけてみませんか?