宮脇小百合です。
先週の８月２日のことですが、
息子が高熱と腹痛に苦しんで
いたため病院に行きました。
血液検査をするとすぐに呼ばれて
紹介状を書きますので大学病院へ
行ってください・・・と言われて、
私の心臓はバクバクしていたのですが、
それと同時にスマホへどんどんメールが・・・
紹介状をもらうまでの短い時間に
スマホを見ると知り合いから５０件
ちかくも「LINE乗っ取られたんじゃない？」
とか「LINE早く何とかしたほうがいいよ」
とメッセージが届いていました。
しかし、もうその時点では私のLINEは
私のものであって、私には操作は全く
できない状態だったのです。
私は、LINEのことが気にはなりますが、
その時は息子を大学病院へ早く連れて
いくことの方を優先させなければなりません。
車で移動する時も電話もメールも
LINEのことで連絡が届いていますが、
応えることもできずに走り続けて、
やっと無事に息子を病院まで連れて
行くことができました。
診察を待っている間に何かできないかと
LINEでパスワードを変えることができる
のかとやってみたところ、
それも私にはできませんでした！！
私になりすましたメッセージは、
①「何してますか？ 手伝ってもらってもいいですか？」
②「近くのコンビニエンスストアでiTunesのプリペイドカードを買うのを手伝ってもらえますか？」
③「今はいけないので、明日お金を渡します。」
④「よろしければ、すぐ買っていただきたいです。」
こんなメッセージが届いたと、
私の妹が教えてくれました。
盲腸だと言われた息子は、
胃腸炎であることがわかり、
入院することなくホッとして
一緒に帰ることになりましたが、
かれこれ２時間ほどでしょうか・・・
そこで私のLINEは退会となったのです。
LINEの乗っ取りをされた後は、
どうなるのだろう・・・と思っていましたが、
乗っ取りをしてプリペイドカードを購入させ、
そのカードの番号などから現金化をする
ようなことを行っているのですね。
私はすぐに、
LINEのカスタマサポートに連絡をしました。
⇒ http://help.naver.jp/faq?itemNo=1234
被害にあった場合どうしたらよいでしょうか？
という質問をしたところ、
２日経過した８月４日にお返事をいただく
ことができました。
現在、LINEにはこのような被害の連絡が
非常に多く届いているようで、
警察機関との協力のもと操作を
行っていると書いてありましたので、
かなり被害が多いようですね。
それでは、LINEを安全に使うために
どんなことに気をつけたらよいのか？
ポイントは「パスワード」と「PINコード」
のようです。
パスワードのつけ方についてLINEからは
このようなアドバイスでした。
▼より安全なパスワードの付け方
・他のインターネットサービスとは違うものにする
・電話番号、生年月日、名前、同じ文字など、
・短いものではなく、英字・数字・記号を混在させる（
・メールアドレスやアカウント名と同じものは避ける
・辞書にある一般的な単語などではなく、
PINコードについての説明と
設定については、下記が参考に
なります。
http://official-blog.line.me/ja/archives/1006009191.html
また、私のLINEのアカウントは、
乗っ取られた数時間後には、
削除されたらしく以前の情報を
回復させることはできないとの
ことでした。
私は、LINEには重要なやり取りは
行っていなかったので大丈夫ですが、
削除されて困る人たちもいるかも
しれませんので、上記のパスワードと
PINコードの設定をすぐに対応してみて
くださいね。
LINEへの新規登録はなかなかできず、
新しい携帯番号へ変更しようかとも
思いましたが、この番号でクライアント
さまとのやり取りもしているので、
セキュリティに詳しい人に教えてもらい
何とか昨日LINEの設定が終わりました。
約１週間ほどのLINEの問題は、
私と友達になってくださっていた
方々にもご迷惑をおかけして、
LINEに振り回された１週間でした。
今、ベネッセの情報が流出して、
先日私の自宅にも長男、次男の
二人分の情報流出のお詫びが
封書で届いておりましたが、
このような情報流出からの被害なの？
と個人情報の漏えいの怖さを今回は
自ら体験してしまいました。
インターネットは、私たちの生活を
とても便利にしてくれていますが、
それとともにネットを通じての怖い
犯罪も増えてきましたね。
皆さんはないことを祈りますが、
もしLINEの乗っ取りにあわれてしまったら、
参考にしてもらえたらと思って
書かせていただきました。