団地専門の電気屋が繁盛しているワケ! | 脱SNS!リアル集客で月商100万円を目指すひとり起業のバイブル

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自分売り出し力プロデューサー
宮脇小百合です。


私の住んでいる横浜の青葉区は、
住宅街のため一軒家、マンション、
そして団地が多い土地です。


自然も多く残っているので、
子どもを持つファミリー層には
人気の場所なのかもしれません。


家から歩いて5分くらいのところに
6帖ほどしか広さのない小さな
電気屋があります。


その店の中は商品を陳列はしておらず、
段ボールに入った商品の在庫が
積み上げられているだけで、
とても店舗で商品選びができることは
ありません。


その上、店舗前の軒下には
新聞紙をひき詰めてコンセント口の
中古部品やエアコンの部品などを
乾かしているため、
店に入るのは至難の業なのです。


何とも不思議なお店だと思って
数年見てきたのですが・・・
先日、その謎の電気屋さんと
お話をする機会がありました。


もう、電気屋のご主人は20年近く
電気店を営んでいるそうですが、
一度も広告宣伝を使うこともなく、
ここ数年はずっと繁盛しているから
大変なんだとおっしゃるのです!!


店をスタートした時は、電子レンジや
エアコン、扇風機などの商品を陳列して
普通の電気屋として商売をしていたそうですが、
大型団地が次々と出来てきて人口が増えると
大型家電量販店も増えてきたそうです。


小さな店には次第に人が来なくなり、
もうこのままでは商売を続けるのは
難しいのかな・・・と思った頃のこと、

・団地の人がテレビの配線が上手くいかない
・コンセントが故障して扇風機が回らない
・エアコンの調子が悪くなってしまった
・電子レンジの調子が悪い
・高齢者からの電球が切れたから変えて欲しい


そんなSOS的な依頼が多くなってきて、
気がついてみたら団地から依頼が
毎日5~10件は入るようになってきたそうです。


それは団地が作られて5年近く過ぎた頃の
ことだったそうですが、
その後は年々団地に住む人からの
電化製品に関するSOSは年々増加して
今ではすぐに対応できないこともあるとのこと。


先日、私も大型家電量販店で
エアコンの修理を依頼したところ、
2週間ほどかかるかもしれないので、
新しいものを購入されてはいかがですか?
というのですが、その新規も早くて1週間待ち
とのことでした。


これだけ大型家電量販店は待たせても
顧客は「それは仕方ないか・・・」と諦めますが、
本当はすぐに解決してほしいんですよね。

「今、何とかしなくては困るんです」
いうニーズにこたえてくれるのは、
そう、『町の電気屋』さんなんです!!


見かけだけで判断をしていた私ですが、
よくよく考えてみるとこの地域に電気屋さんは
その1店なので、この店はとても貴重な存在ですし、
住宅の多さからしても築年数が経つごとに
故障や引っ越しなどでのニーズがあるのは
ごくごくあたり前のことなのです。


こんな目線で物事を考えてみると、
まだまだ私たちの生活の中で、
ビジネスチャンスはあるのでは?と
思うのでした。