宮脇小百合です。
「この１ヶ月を振り返って、あなたは
どんな感動するサービスに出会いましたか？」
講座を行う時にこの課題を出すと
書ける人が断然少ないのです・・・
あなたは感動したサービスについて
すぐに文章にすることができますか？
感動するサービスというのは、
そんな大げさなことではないのです。
例えば、多くの人が知っている
感動のサービスで有名な『ディズニーランド』
について考えてみましょう。
ディズニーランドは、掃除が行き届いているので
ゴミひとつなく気持ちがいいですよね。
そして、その掃除をする人が楽しそうに
またパフォーマンスまで行ってくれます。
トイレもいつもピカピカに磨いてあり、
とても気持ちがいいですよね。
ディズニーランドの本に書いてありましたが、
トイレに話しかけるように掃除をしている人まで
いるらしいのです。
そして、ある人がディズニーランドで
帽子を忘れてしまいました・・・と連絡があった時、
営業時間終了後に池の中まで探してやっと帽子を
見つけ出してそれをキレイにした後に宅配便で
お手紙付きで送ったことで大きな感動を与えたそうです。
しかし、ディズニーランドは皆が真似できそうに
ないことばかりを行っているでしょうか。
掃除も、忘れ物を探して送ることも、
皆さんが行えることばかりです。
他にも、ディズニーランドでは
人が不快と思わないように
髪の長さや爪の長さにも
気配りを行っています。
サービス業に携わるものとして
ありとあらゆることに注意をして
いらした人たちが気持ちよく、楽しく
過ごしていただけることだけを
提供し続けているのです。
もし、感動するに鈍感になっていたら、
人に感動を与えるサービス作りも
苦労してしまいます。
どうかもっと『感動する』ということに
敏感になってみてくださいね。