続きです。長くなってすみません💦
今回でおわりです。
車は、病院の駐車場を出発🚗³₃
途中、車内で父(91歳)と会話をしましたが、あまり元気がない感じです。
全てにおいて興味が無い感じ。
久しぶりの外なのに。
認知機能が低下しているから?
30分で、我が家に到着しました。
我が家の隣には、父の農業用倉庫。
入院前の父は、毎日 電動自転車で倉庫に来ては、廃材を使って、ここで物作りをしていました。
大雨☔の日も、雪☃️❄️の日も。
雨の日は危ないから···と言っても、聞き入れてくれませんでした。
それどころか逆ギレされる始末。
隣には、父の柑橘畑があります。
久しぶりに見る、なつかしい光景のはず。
お父さん、これが見たかったんでしょう?
と 思いながら 父を見ると
やはり 何を考えているかわからないような表情で、促しても全く車から降りようとしません。
あんなに 何度もわたしに 「連れて行ってくれ!❗💢」と言っていた 場所なのに。
結局、車から降ろすのはあきらめました。
しばらくすると、
父は、おもむろに
さよこ、
ん?
パン🍞焼いてくれよ
え?お腹空いてた?
昼ごはん 食べてきたんと違うの?
足りなかったん?
1時に病院出たとこなんだけど と思いつつ
あわてて、🍞を焼き、バナナを添えて出すと、
父はガツガツと食べはじめました。
(食パンは、念の為 2分の1枚にしました。)
父は、あっという間にたいらげ···
満足そうに 『パンを食べたかったんや』『病院ではパンを希望しても出してもらえない』と言いました。
(事実かどうかはわかりません)
その後、少し 施設の話をし···
(施設のことについては、長くなるのでまたあらためて書こうと思います)
そのあと、病院にもどりました。
看護師さんには、パンを食べた事を報告しました。
父の上着のポケットに、何か入っていないか、看護師さんはチェックした後、父を連れて 病棟に戻っていきました。
父は、私たちの方を全く振り返りませんでした。
父の後ろ姿を見送りながら、『こんなことは、余計なことだったのかな。
父がどんなに見たがっても、外出して見せる必要など なかったのかな』と思いました。
父にも、感情があり、『〇〇したい』という意思がある。
でも、家族は、認知機能の低下した父の言葉を、それほど真剣に聞かなくてもいいのかな。
わたしが、いちいち敏感に反応し過ぎるのかな?
娘として、やらなきゃいけないことが、もっとあるのではないか?と、いつも思ってしまうけれど。
父は帰りの車の中で、また、変なことを話していましたが(『自宅が、病院に差し押さえられている』とか > <💧妄想ばかり)
ふと、運動のデイサービスに通っていたことを思い出したのか、そのことを話しはじめたのです。
昨年の5月まで、がんばって通っていたデイサービス。
送り迎えをしてくれた施設の所長の話。
一緒に通っていた高齢男性の話。
父は
あの頃は良かった。希望があった
と、言いました。
(´;ω;`)
自転車に乗るのを医師に止められて、『ワシの意欲を否定されたら 〈 〇ね〉と言われてるのと同じなんや』と怒り、絶望し、
デイサービスも宅配弁当もやめてしまい、降圧剤も飲まなくなり『もう〇ぬんや』と言い出した父を、わたしは、いったいどうすれば良かったのか。
どうすることが正解だったのか。
他の道はあったのか。
今も、父の機嫌が悪くなると、『おまえに、こんなところに放り込まれた。お前にも責任がある!』と言われます···
そんな父の言葉を、顔では笑いながら、心では、いちいち まともに受け止めてしまう。
『これで良かったんだ』と思えず、いつも『これで良かったのか』『他に方法はなかったのか』と、迷っているから 苦しい。
父の入院生活がこんなに長くなったのも、何もかも自分のせいに思えてくる。
入院中に、父の認知機能や身体機能はどんどん低下していってしまったので。
そうそう
父の髪が長くなり、本人は、『電気髭剃りで切ろうと思って』などと言うので、見かねて、散髪を看護師さんに頼んだけど、1ヶ月もたつのに、 ボサボサのままです。
*散髪代 1000円
本人が『寒いから』と、嫌がっているのかもしれませんが。
もう、今や すごい髪型で (>< 💧゜
服も、先日の外出時に着てた上着(フリース地)は、父の髪の毛とフケだらけ
父は、『洗濯に出したら戻ってこない』と不安に思うらしく、洗濯に出すのをイヤがるらしいのです😭
そこを、なんとかうまく洗濯してほしい、と思うのはワガママなのかな。
ま、髪の毛伸び放題でも、服が汚くても、本人が嫌がるのなら、そのままでもいいのかな···
なんか、よくわからなくなってきた
特養を申し込んでいるけど、ロングショートステイ、3月と言われていたのに、延期の連絡があり、退院の目処が まだ立ちません。
この話は、またあらためて。
この先、父が退院し、施設に入所し、そこで穏やかな生活を送ってくれれば、少しはわたしの気持ちもラクになるのかな。