わたしを作った少女マンガ5冊 | 難聴と共に生きる さよこの日記

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どうにもスッキリしない毎日を送る50代女性のつぶやき日記です。

前回の記事が、アメトピに掲載され、おかげで、このようなつぶやき日記を、たくさんのみなさまが、読んで下さいました。


ありがとうございます( ꈍᴗꈍ)




#わたしを作った少女マンガ5冊


先日Twitterで、話題になっていたようです。

あ、ちなみに、わたしはTwitterはやっておりませんアセアセ


わたしを作った少女マンガは何かなうーん?と考えてみました。


デザイナー    一条ゆかり



1974年の作品。集英社「りぼん」連載。 

当時、わたしは、小学4年生。

小学生のあいだでは、「りぼん」と「なかよし」が人気で、わたしは、りぼん派でした。


主人公の亜美は、18歳のトップモデル。

おしゃれな服や、カッコいい車などが登場して、とても華やかな作品ですが、内容は、小学生が読むマンガとは思えないほど悲劇的なものでした。

まだ10歳のこどもなのに、こんな大人っぽいマンガが好きだったんだなあと、今から思うと、びっくり(*´・ω・`*)


亜美と愛し合うものの、亜美を喪い、そのショックで、最後、彼女との記憶もなくしてしまう少年、朱鷺(とき)が、あまりにも孤独で、哀しくてね、将来自分のこどもができたら、朱鷺と名付けようと、真剣に考えていました(^^;)





ポーの一族  萩尾望都



言わずと知れた 少女マンガの金字塔。

1972年から断続的に別冊少女コミックに連載。1976年完結。


時を越えて生き続ける 永遠の14歳……

 孤独な少年エドガー。

彼より年上になってしまう~えーんと、15歳の誕生日を迎えるのがイヤな少女が、日本中にいました。

この作品もラストが衝撃的。

でも、40年の時を経て、2016年から連載が再開。40年ぶりに、少年エドガーに再会することで、読者は「変わっていくのは我々の方なのだ」を、まさに実体験することに。


地球へ…   竹宮惠子



1977年から1980年に「月刊マンガ少年」に連載。ちょうど思春期の頃に読み、夢中になりました。

心に影を持つキース・アニアンが大好きでした。アニメ映画化もされ、15歳のとき、映画館に観に行きました。

亡き母(付き添い)が、隣でぐ~ぐ~寝ていたのも、いい思い出です。



はみだしっ子  三原順



1975年から1981年にかけて、「花とゆめ」に連載。

高校生のときに読み、夢中になりました。

グレアムが好きでした。

彼らの言葉の数々が、深く突き刺さり、一時期、この作品は、わたしにとってバイブルのような存在でした。


トーマの心臓  萩尾望都



1974年、『週刊少女コミック』に連載。


連載当時は、わたしは小学校4年生ですが読んだのは、わたしが高校生のときです。

初めて読んだ時、ただのマンガとは、とても思えなくて、衝撃をうけました。

宗教的でもある……。

とにかく深いです。

何度も何度も読み返しました。

主人公を見守るオスカー・ライザーも、いい。




以上5作品が、わたしを作った少女マンガです。


他にも、好きな漫画や夢中になった漫画は、たくさんあるし、もちろん明るいギャグ漫画も大好きなんですが、『わたしを作った少女マンガは何か?』と考えたら、この5作品だと思いました。


そして ……


この5作品に共通するのは、『孤独』だなと、今回気がつきました。



10歳のこどもの頃から 孤独 に惹かれるって…



( ̄▽ ̄;)