今年、
157本目。
監督、
ジュリア・デュクルノー。
『RAW 少女のめざめ』の監督だし、
カンヌのパルムドールということで、
かなり期待して観ましたが、
予想のななめ上にいく展開に、
よい意味で完全にまいりました。
車との愛的な感じでいくかと思いきや、
序盤から何が起こるか、
全くわからない感じで、
気づいたら、
あるストーリーが見えてきて。
でも、
常にどこに転がるか予測がつかないし、
非現実的な描写も同居して、
かなり刺激的な作品でした。
かなり痛い描写が多いので、
万人にはおすすめできませんが、
すさまじい愛の物語であることはたしかで。
ラストも、
なかなかにびっくりで。
こういう攻めた作品が、
パルムドールを獲る、
カンヌはやっぱりおもしろいですね。



