映画『林檎とポラロイド』今年、158本目。ギリシャの監督、クリストス・ニクのデビュー作。 記憶喪失を引き起こす、原因不明な病が蔓延する世界を舞台に、新しい人間になるためのプログラムに参加する男の生活を淡々と描く物語。せりふなどで多くを語らず、映像で最小限語りながら、あくまで、こちらに想像させる感じがすてき。非常にユニークで、世界観がすばらしすぎます。印象的な画も多くて、静かな映画ではありますが、味わい深いです。